再会?
色々と直しました
「リズ出ていってくれ。」
勇者が魔王城に近づいてきた頃、魔王は静かにそう
言った。
「なぜですか!魔王様、確かに魔王様が死にたいというのは存じています。ですが、もう十数年の仲、私はもう、あなたと一連托生の思いです。魔王様が死ぬなら一緒に死にます。」
リズが怖いことを言う。
だが、とある理由から一人で勇者たちと会いたいのだ。そして、その理由を言いたくはない。
「確かにリズとは、数千年生きてきて一番関わって
きたものだ。だからこそ、我と一緒に死ぬなど嫌
なのだ。」
別にリズと一番関わった訳ではないがそう言う。
「あんまり言いたくはないのですが、多分、勇者
なんかでは殺せませんよ。というか、死んだら死んだで生き甲斐なくなるので私も死にます。」
リズは素を出し始めながら、また怖いことを言う。
こうやって素を出し始めると、もうリズは動かないだろう。
しょうがないか
魔王は闇を操る。闇は、リズの身体に絡みつき、
すごい速さで飛んで行った。
「まおーーーーさまーーー」
リズの声が聞こえるが、無視し、「すまない」と心の中で謝る。そして、魔王は、勇者を迎えるための準備を始めた。
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魔王領の端まで飛ばしたリズが目の前にいる。
そして、魔力切れのリズが近づいてくる。多分、いや十中八九ものすごく怒られるだろうが、まあ再会
できたことを喜ぼう。だが、リズは突如、走り出し、ものすごい勢いで腹を殴ってくる。
驚いたが、別にダメージはない。
そして、魔王はやっと思い出すのだ。
今、魔王は魔王ではない勇者なのだと。




