縺昴≧縺?縺ェの友達
「ザーク!」
!?!?!!
目の前にいるのは、魔導具によって人型になった紅い鱗を持つドラゴン、我の友であるリジェだった。
久しぶりにリジェにしか呼ばれないあだ名であるザークと呼ばれたので、驚いて固まってしまう。
「ザークが来るのも珍しいな、十年ぶりぐらいか?」
そうだな、多分それぐらいだろう。
「いやー久しぶりだな。ところで、なぜフルアーマーなんて着ているんだ?オシャレなのか?」
そういえば、フルアーマーを着ていたのだった。説明しようとするか。……………ん?
何で我だとリジェはわかったのだ?
「なんとなくだ!」どうやら、そういえばこのドラゴンもレイと同じ化け物だった。
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「ふむふむ、そうだったのか。」
ここ十年のことを簡単に話してみたが、リジェは、わかっているのかわからない表情で頷いていた。
「まぁ、そんなことはいい。死んだと思った友が生きていたのだ、祝いにこの街を案内しよう。」
多分自慢したいだけだろうが気になるので頼んだ。
「ザーク、すごいだろう!これは、人間ではできない技術が使われているのだ!」
紅い鱗を持つドラゴンは、家?を指差しながら話しているが、あまり魔都の建物と区別はつかない。
ここ百年は建築系の技術を極め続けていたらしいが、あいにく我はあまり興味がない。
「これは、ジェットコースター?というものだ。動く原理がわからないからまだ形だけだが。」
ジェットコースター?は、人間の国のものなのだろうか。聞いたことがあるような気がするがあまり知らない。
そういえば、どうやって人間の国の情報を知っているのだろうか?
「こっちは、人間の国の技術と魔都の技術が使われているのだ!」
目の前には、よく分からない像があった。技術の融合化か。
そういえば、いつも人間と魔人を気にかけていたような気がする。優しいやつだったんだよな。
都市の建物を大体すべてを見た頃、最後に、一番大きいタワーに案内されることになった。
「すごかっただろう。全部俺が作ったのだぞ!縺ゅ≠」
すごかった。我も同じぐらい生きているが、ここまで技術を極めてるのは異常だ。
タワーまでの道を歩いていると突如、腹に衝撃を感じ、吹き飛ばされた。リジェには申し訳ないが、家を破壊し続け、最後には壁に当たって止まった。
何が起きたのかわからず、ぼーっとしていると青い鱗を持ったドラゴンが上から降りてくる。
「縺んa繧薙?∫ス?縺後わ縺」縺溘っ溘」
大丈夫だ。罠があったってそんなんじゃ我は死なない。お前が一番分かっているだろう。
というか、我にダメージが通る罠なんて今までなかったぞ。すごいな。
青と赤が混ざったような鱗のドラゴンは、ごめんと謝りながらも褒められたのが嬉しかったのか声が上ずっているような気がする。
まぁ、そんなことはよりあのタワー、結構気になるのだ。早く行こう。
「縺昴≧縺?縺ェ」
そして、魔王とうめき声のような意味不明な言葉を発し続けるぐちゃぐちゃな色のドラゴンは、楽しそうに話しながら、最後にタワーへ向かうのだった。




