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京都旅行5

 金閣寺に向かった後、わかばちゃんが東京に帰るために新幹線の京都駅に向かいまた桃ちゃんの屋敷に戻ってきました。


 夕食を食べ、お風呂に入り今日は寝る前にリビングにみんな集まりました。


 こうやって集まったらやることは一つ恋ばなです。


 茜の好きな相手がお姉ちゃんすごーく気になります。


 こういうのは世間話的に聞くのがいいですよね?


「茜って、音羽の滝で恋愛成就飲んでたけど好きな人いるの?」


「確かに私も気になります」

 ひかりちゃんも乗ってきます。


 桃ちゃんはいつも通りの雰囲気なので桃ちゃんは茜の好きな人しっているのかな?


「お姉ちゃん、嫉妬してくれるの?」


「可愛い妹がとられるのは嫌だから、嫉妬するよ」


「そうなんだ」

 茜が嬉しそうにこちらをみてくる。


「どんな人なの?」

「えー、内緒」


 茜が恥ずかしそうに下を向く。


 これは茜に凄く思われていますね。

 ちょっと、聞き出して殴りに行かないと!!


 私の可愛い妹は渡しません。


「ゆか先輩は好きな人いるんですか?」


「アイドル同好会のみんなのこと好きだよ」


「はぐらかさないでください」


「勿論、桃ちゃんのことも好きだよ」


「からかわないでくださいよ」


「えー、本気なのになぁ」


 美少女でお金持ちの桃ちゃんに告白されたら一瞬で恋に落ちますよ。


 女の子からの告白はいつでも歓迎です。


「ひかり先輩は?」

 茜が言います。


「うーん、私は好きな人いないかな。他人を好きになるってよく分からないですし」


 無難に逃げられた。


「ゆかさん、私が好きならキスしてくださいよ。もしかしたら好きって言う感覚がわかるかもしれません」


 おっ、ひかりちゃんが私をからかってきました。


 美少女ハンターの私にはそんなものくらいませんよ。


 私は立ち上がりひかりちゃんのほっぺにキスしてあげる。


 残念ながら、ひかりちゃんはあんまりびっくりしていないように見えます。


「お姉ちゃん、軽々しくキスしちゃダメだよ」

 茜が口を膨らませながら言う。


「ごめん、ごめん」

 完全にその場ののりです。


 今度から自重しましょう。


「で、ひかりちゃんは恋はわかった」


「これはこれで良いものですね」

 ひかりちゃんは考えこんだ後言いました。


「おっ、私と付き合ってみます?」


「良い考えですね」


「むうー」


 茜の機嫌がこれ以上悪くなるのもいやなで止めときましょう。


「やっぱり、茜が一番可愛いよ」

 私は膨れっ面の茜を膝に載せて頭を撫でてあげます。

 茜はされるがままですが、膨れっ面は治してくれません。


「このメンバーだと、恋ばなっていう恋ばな無いね」


「誰も付き合って無いですしね」


 まあ、誰かが男なんかと付き合ったら私は泣いちゃいます。



 その後、しばしば話して解散しました。





 ふかふかのベッドと布団、ちょうど良い反発の枕、これだけあってもなかなか寝付けません。


 私は夜風に当たるために部屋を出ます。


 廊下にはひかりさんが歩いていました。


「「あ」」

 二人の声が被さってしまいました。


「ごめん、ゆかさんこんな時間にどうしました?」


「私は眠れないので夜風に当たろうと思って」


「良いですね。私もトイレ行ったら行こうかな」


「じゃあ、私、玄関で待ってますね」


 玄関で待ってことごとくするとひかりちゃんが来ます。


「ごめんなさい。少しまたせました?」

「大丈夫ですよ」


 外に出ると寒い風に吹き付けられてかなり寒いです。

 室内が凄く適温なので外が寒いことを忘れてました。


「寒いですね」

「中に入りますか」


 寒い風に当たって、完全に目が冴えてしまいました。


「なんか、目が冴えましたね」

「お喋りでもします?」

「良いですね」


 私達はリビングに行きます。



「ゆかちゃんって女の子の事好きだよね」

 ひかりちゃんが座ると同時に何気なく聞いてきます。


「えっー、そんな…こと…ないよー」

「ゆかちゃん、面白いね。やっぱりゆかちゃんは女の子のこと好きなんだ」

 ひかりちゃんが笑いながら言う。


 これは鎌かけられたのかな?


「なんでわかったの」

 ばればれだったら少し日々の生活を変えないといけないかもしれません。


 百合ってばれて女の子にひかれるの嫌ですし。


 けど、今一緒にいるメンバーなら百合ってばれても全然大丈夫な気がします。


「ひなこさん応援してるとことか、ゆかちゃんってプライベートスペース全然ないよね」


「えっ、そうですか?」

 確かに、同性同士だからゼロ距離でも大丈夫かなと思ってますけど、少しはほんの少しはとってますよ。


「ひかりちゃんは私が百合でも大丈夫なのですか?」

 今見ている感じ大丈夫だけど…


 もしだめならアイドル同好会は発足1ヶ月もたたずに崩壊してしまう。


「私に愛情を向けられなければ大丈夫ですよ」

 ひかりちゃんがにっこり笑ってくれる。


「ひかりちゃん!」


「内緒にしといた方がいいですよね」


「ありがとう」

 私は普段ののりでひかりちゃんに抱きつこうと体が勝手に動きますがすんでのところで止めます。


「あんまり、行動を変えると疑われますよ」


「確かに」

 なら、いつも通り身近な人には抱きついていいですね!


「では、2時まわりますし寝ますか」


「ですね。徹夜はお肌の大敵ですから」


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