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しるし2(詩集)

鼓動を繋いで

作者: さゆみ


三月の足音が聞こえてくる

土を蹴って風を切って

たったったったったっ

軽やかに艶やかに

サヨナラを携えて

春雨が沁みてくる


四月の背中にタッチする

ソフトにキュートに

どっどっどっどっどっ

決して消さないように

ベストを尽くした三月が

鼓動を繋いでく


いつでもサヨナラは

ここにもそこにもあって

必ずあるもので

三月だからって 特別じゃなくて

それでも三月だから 寂しくて


サヨナラから 初めまして

季節は絶えることなく

巡ってゆく

同じように 同じではなく

回り続ける


鼓動を繋いで

三月から四月へ

僕から君へ

刹那 ドキドキが重なって

バトンタッチ

よろしくね

まかせたよ


また会おうって





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