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第92話  1月25日 美月の家に行ってきます

読みに来てくださりありがとうございます!

凪が家に帰ってから暇になってしまった僕は、なんとなく家の掃除をしていた。

 別に凪が汚したとかそう言う訳ではない。

 なんとなく気分がそんな感じだったのだ。


 とりあえずお風呂とキッチンの排水溝に粉をふりかける。

 とても綺麗になる魔法の粉らしく一度は使ってみたかった商品だ。


「すげ〜泡アワしてきてるよ」


 誰も居ないことをいいことに普通に独り言を言っている僕はスマホで声優のラジオを流しながら掃除をすることにした。

 ラジオのメンバーはアニメSA○の主人公役とその妹役の声優さんだった。

 家庭教師と2番目と言った方がわかるだろうか。

 まぁ、分かる人には分かるだろう。


 次に、僕は浴槽にお湯を張りオキシドールが含まれる液体をお湯の中に入れる。

 さらに、家にあるタオルをどんどんその中に浸けていく。

 これをすることにより、洗濯では取れないタオルの汚れが取れるのだ。

 結構汚れている事が多い。


「ふぅ〜とりあえずお風呂系はこれでオッケー!次は掃除機をかけよう」


 僕は一階トイレ横にある納戸から吸引力に定評がある掃除機を取り出す。

 しかし、僕の手は止まっていた。

 なぜなら、ラジオの方で視聴者のリクエストに応えてあるシーンを再現しようとしていたから。

 あるシーンとは、冬のシーンで主人公が妹の服の中に冷たい水を入れるシーンだ。

 このシーンを嫌いな人はいないだろう。

 リクエストした人!グッジョブ!


 しっかり耳に声優のセリフを録音した僕は掃除機をかけ始めた。

 1階の後は2階へと順にかけて行く、美香の部屋だけはかけないでおいた。

 何を言われるかわからないから。

 一通りかけ終わった僕は掃除機を片付けに行く。

 いい時間帯になったので、キッチンの排水溝を流しに行こうとした時僕のスマホから着信音が鳴り響いた。


 先程までラジオを少し大きな音で聞いていた為、ビックリしてスマホを落としそうになってしまった。


 凪かな?そう思いスマホを見ると凪ではなく美月からの電話だった。

 美月にしては珍しいな、と思う。

 なぜなら、電話するにしても一度はラインするのが今までの美月だったから。


「もしもし。どうしたの美月」


「あ、こんにちわ翔くん」

「翔くんだと……もうそんな仲にまで発展しているのか」

「あなた、翔斗くんに聞こえてしまうでしょ黙って」


 僕が声をかけると、スマホのスピーカーからは3人の声が一度に聞こえてきた。


 …………どう言う状況?


「それでどうしたの?」


 わからないながらも再び質問をする、


「そうそれでね、言いづらい事なんだけどね……」


 言いづらいこと、とは?……


「う、うん」


「い、今から家に来て欲しいの……」


「………………はい?」


 家に来て……唐突すぎて頭の理解が追いつかない。


「理由は後で説明するから、お願いします」


「わかったよ……やる事やってから行くから少しだけ時間かかるよ。1時間後までには行くね」


「うん……ありがとう!翔くん」


 美月からの珍しいお願いなので聞かないという選択肢はありません。


 今から美月の家に行ってきます。


読んでくださりありがとうございました!

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