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第87話  1月24日 2週連続で己と戦う

読みに来てくださりありがとうございます!

今、僕は凪と手を繋いでいる。

それも、恋人繋ぎを……。


もちろん僕からなんてことはしない……僕からして嫌がられたりでもしたら立ち直れないと思うから。



最初は戸惑っていたが、家に帰る頃には僕も慣れていた。






家に着き、僕は買ってきた材料で夜に使うものを冷蔵庫にしまって行く。

お昼に食べるものは、凪が早速調理にかかっている。


何も会話することなく役割分担ができていて、自分のやることをやっている凪の姿を見て、僕は自然と美香と凪の姿が重なったように思えた。


そのせいで僕の手は止まってしまった。




今日僕は凪と二人でご飯を作り、一緒に食べる。そして一つ屋根の下で寝る。


これをした事があるのは僕の記憶の中では美香しかいない。

一応両親ともあるが、ほとんどと言うか全くないので美香しかいないと考えている。


僕は両親が家にいると何故か違和感を感じることがある。

もちろんお父さん、お母さんが嫌いなのではない。

逆に大好きだと思うし自慢の親だ。

だが、やっぱり一年を通して美香と二人で過ごしているので、その他の人が家に居ると言うのは落ち着かないのだ。


しかし、今、凪と美香が重なって見えた……それは僕にとって凪は一緒にいて違和感を感じないことを意味していた。



これまで美香にしか思っていなかったこの感情が凪にも芽生えている。

それはもう、好きと言う感情ではないのではないか。


強いて言うなら、


「愛して……いるのか??」


「え……」


「あ……」


僕は思わず口に出してしまった見たいだ。


「ごめんごめん考え事してて……」


「そ、そうですか。冷蔵庫開けっ放しは良くないのですぐにやっちゃってくださいね」


「う、うん」


どうにか誤魔化せたみたいでよかったが、僕の心の中までは誤魔化すことができなかった。


今回ので凪に抱いている気持ちと、美月に抱いている気持ちの違いがはっきりしたのだ。


凪は愛おしいと思い、美月は好きだと思っているのだ。


だからと言って今すぐ答えが出るわけではない。


二人に対しての気持ちは、意味は違えど思いの大きさは一緒だったから。


愛してると好きでは客観的に見て愛してると言う言葉の方が気持ちは重く感じる。

だが、凪に対して僕が感じている愛してるが、今回美香と被ったことによって、恋愛的なのかそれとも家族的な意味なのかわからなくなってしまった。


これに関してはどうしたら答えが出るのだろうか……











事件1

時刻……21時30分

場所……秘密


事件2

時刻……22時30分 

場所……秘密






現在の時刻……22時30分過ぎ


こ、こんなに早く答えが出るなんて……

凪が美香と同じだと思った僕が馬鹿だった。


こんなことされて、こんなにドキドキしていて、凪に対しての感情が家族的な意味の愛しているな訳がないのだ。


思えば朝からそうだった。

これは凪の復讐劇。


凪は僕が美月と泊まった日のことを許していなかったのだ。



そして、僕は2週連続で己と戦わないと行けなくなった。


読んで頂きありがとうございました!

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