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第78話  1月17日 翔くんとデート(中)

読みにきてくださりありがとうございます!


「翔くん、何読みますか??」


「ん〜何読もうかな〜」


今、私と翔くんは読む漫画を探していました。

別々に読むのもいいですが、せっかくなら同じ漫画を一緒に読むのもいいですね!


「なら一緒に読みましょう!」


「いいよ。なら何読もうか一緒に決めようか」


「あ、この漫画、絵が可愛いです。知ってますか?」


私が指差したのは金髪美少女が描かれている漫画でした。


「それは確か、ロミオとジュリエットがモデルになっている漫画だよ。僕もその絵気になっていたんだよね」


「本当だ漫画の名前にもジュリエットって入ってる。じゃーこれにしましょう」


私たちはアニメにもなったらしい「○○学校のジュリエット」と言う漫画を読む事にしました。






「美月……本当にここで読むんだよね??」


「嫌……ですか……」


翔くんが嫌と言うなら、無理強いしてまでここで読む気はありません。


「嫌と言うか、逆にこんな狭い所で僕と二人とか嫌じゃないの?」


全く翔くんは何を言ってるいるのか……


「何を言っているんですか。ここに入ろうと提案したのは私ですよ!」


「あ……」


「私は翔くんだからここに入りたいのです!他の人となんて例え死んだとしても入りません」


ここまで言っておけば流石に翔くんも私が嫌だとは思わないでしょう!


「そ、そこまで思っていてくれているとは……あ、ありがとう」


…………言い過ぎました。

なんだか私も恥ずかしくなって来ました。


「とりあえずこれ全部持って行きましょう!」


「え?全部持って行っていいの??」


「はい!壁紙に持って行っていいのは一度に20冊までと書いてありましたから」


そう言って私は翔くんの手を引きながら半個室のコーナーに向かいました。






「せ、狭いですね……」


「でしょ!……だから、やっぱり……」


「嫌です!!私は翔くんとここで読みたいのです」


ですが、実際に入って見ると想像以上に2人は狭かったです。

これ他のカップルはどうやって入っているのでしょうか……


チラッとカーテンから他の半個室を見てみると……な、なんてハレンチな⁉︎

男の人の足の間に女の人が同じ方向を見ながら座っていました。

まるで、親が子供に読み聞かせをしているような形です。


こんな事……私にできるのでしょうか。

いや、ここまで来たんです。

やるしかない。

私は翔くんの足の間に入りました。


「う、うわぁ!み、み、美月何してるの??」


「こうやって読む方が狭くないと思いまして!」


「いやいや、そんな事言ったって流石にこれは……」


「え?嫌ですか?私とは……こう言う事……するのは嫌ですか?」


「うぅ……その言い方はずるいぞ美月……嫌じゃない、嫌じゃないよ!」


「ふふ、ならよかったです!」


そう言って私が前を向くと、


「に、匂いが……」


え、まさか私臭かった……


「く、臭いですか……」


「そ、そんなわけないだろ。逆にいいにおいすぎて漫画に集中できなそうだと思ったんだよ」


よかったです。

臭いなんて思われてたら私はもう帰っていましたよ。


「ふふ、褒め上手なんですね!よかったら直接嗅ぎますか??匂いフェチさん!!!」


そう言って今度は自分から翔くんに顔を近づけ、髪の毛を揺らしました。


よかった……この間恋愛ドラマを見ていて。

いつかやろうと思っていた仕草が出来ました!

おすすめしてくれた舞!本当にありがとう!


「に、匂いフェチなんて、揶揄うな〜」


翔くんの照れている顔、本当に可愛いですね!




「これ面白いですね!」


「うん!面白い!」


1巻から読み始めた私と翔くんはもう5巻まで読みました。


「でも、目が疲れたね……」


「そうですね。ここ少し薄暗いですし。そうだ、岩盤浴に行きますか?ちょうど2人で入れるみたいですし」


「うん。じゃーそうしようかな」





私たちは2人で入れるテントの岩盤浴に来ました。


「こ、ここも狭いんだね」


「そ、そうですね。これは私も想定外でした」


こんな暑い所でこの狭さ、それに気付いたのですが、この服通気性を良くしているのか少しだけ生地が薄いんです。

もしかしたら……って変な想像している場合ではありません!


その後5分ほどで私たちは岩盤浴から出ました。

そして、少し涼しんでからまた漫画コーナーに戻ってきました。


「あの……汗臭くないですか……」


「うん。臭くなんてないよ。逆に……いい匂い……だよ」


「あ、ありがとうございます……」



そして私たちは持ってきた漫画を全巻読み終わり、ちょうど17時になったのでもう一度お風呂に入り帰る事になりました。


「またここに18時集合にしましょう!」


「了解!今度はゆっくりして来てね!僕が先に待っておくから」


こう言う優しい所も大好きです!


「はい!!!」





今度は頭も洗ったこともあり18時ギリギリになってしまいました。


「お待たせしました!」


「いや、全然待ってないよ!じゃー帰ろうか。今日、夜ご飯はどうする?」


え?一緒に食べてくれるんですか?

まさか、夜ご飯を聞いてくれるとは……


「え?いいんですか??凪ちゃんと食べるのでは?」


私がそう言うと、


「いや、今日は美月と遊びに来てるし、この間は夜ご飯食べなかったからね」


それ……覚えていてくれたんですね。


「じゃー夜ご飯よろしくお願いします!」


そう言って私と翔くんは最寄りの駅に向けて温泉施設専用のバスに乗りました。






「え、これ……どうしよう」


「そ、そうだね。どうしようか」


私と翔くんは駅に着いてとても混乱していました。


だって、私たちが駅に着いた時には電車は動いていなかったから。


調べた所、私たちが乗ろうとしていた電車が不具合を起こし今日は17時で運転を終了したらしいのです。

明日は通常通り運転するらしいのですが……




      本当にどうしよう……


読んで頂きありがとうございました。

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