第75話 1月12日 私もしようかな
読みに来てくださりありがとうございます!
翔斗くんの家で夜ご飯を食べることが決まった次の日の日曜日も一緒に夜ご飯を食べさせて頂きました。
その際に聞いたのですが、夕方ごろまで美香ちゃんとショッピングモールに行ったらしく、そこでばったり美月ちゃんに会ってしまったようなのです。
ついに美月ちゃんも美香ちゃんと接触したみたいですね。
美香ちゃんから話を聞く限りそこまで嫌がっている感じがなかったので私は少しだけ焦っていました。
今日は月曜日です。
もちろん翔斗くんと一緒に登校します。
そして、美月ちゃんもいます……
全く、お金がかかることも気にせず来るとは……本当に翔斗くんが好きなのでしょうね。
ですが、私も翔斗くんを思う気持ちなら負けていません。
そう思っていると、
「美月って確か学校まで歩きだよね?お金とか大丈夫なの?」
翔斗くんも私と同じことを思っていたらしく美月ちゃんに質問をしました。
それに対して美月ちゃんは、
「お、お金はかからないんだよね……」
とても歯切れが悪そうに話していました。
「そうなんだ!ならよかった」
え?今ので本当にそう思ったんですか??
翔斗くんは時々こう言う時があります。
ちょっと抜けていると言うかなんと言うか……
こっそり聞いてみる事にしました。
「どう言う事ですか?お金がかからないって」
すると……
「お父さんにお小遣い増やしてもらって翔斗くんの最寄りまでの定期1ヶ月分を買ったの」
な、何という行動力……流石すぎますね。
「な、なるほど流石ですね……」
「まーね。私も負けてられないから」
「ふふ、私だってそうですよ」
私がそう言うと、
「なんかいつもより機嫌良くない?何かあった?」
……美月ちゃんは超能力でも持っているのでしょか。
でも、何がとは知らないみたいですね。
「いい事はありましたよ。とてもいいことが」
「何よそれ、何があったのよ!」
すると、翔斗くんは足を止めて言いました。
「2人ともどうしたの?」
「いえ、なんでもないですよ翔斗くん」
「なんでもないよ翔くん」
「そっか」
そう言ってまた歩き始めました。
美月ちゃんを見るとチラッとこっちを見てきました。
なので本当に小さい声で言いました。
「内緒ですよ」
美月ちゃんはそれに対して、
「ふん!そうですか!!」
そう言って翔斗くんと話し始めました。
私も翔斗くんにアピールしているように美月ちゃんもこれから翔斗くんにアピールをしてくると思います。
美月ちゃんは私より手数は持っていそうな気がします。
なので負けないように食らい付いて行くしかありませんね。
一緒に家に帰れること、夜ご飯を一緒に食べれることこれは私にとって大きなアドバンテージだと思います。
このアドバンテージをどう活かすかで動きが変わって来そうな気がしますが、それも4月までです。
一緒に帰ることも、夜ご飯を食べることもお願いすればしてくれると思いますが……少し難しくなりそうです。
それなら一層の事、
私も4月に引っ越ししようかな。
読んでくださりありがとうございました!




