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第54話  12月6日 翔斗くん、行かないで。

読みに来てくださりありがとうございます!

「お兄ちゃん、凪さん早く!!」


私たちの名前を呼ぶのは美香ちゃん。



私は翔斗くんと美香ちゃんとお馴染みのショッピングモールに来ていました。



――――――――――


遊びに行くのが決まったのは今週の初め、日曜日のことでした。


翔斗くんから、美香ちゃんが遊びに行きたいと言っていると聞いて私はとても嬉しくなりました。

だから、思わず電話してしまったんです。



途中で美香ちゃんと電話で話す機会がありました。


『あ!凪さんこんにちわ』


『こんにちわ!美香ちゃん!誘ってくれてありがとう!』


『はい!こちらこそありがとうございます!』


『でも、どうして急に私と行こうと思ったの??』


『いや、お兄ちゃんと凪さんが、一回しか遊びに行っている所を見たことなかったので……美香は応援してるんです』


何を応援してくれてるのかはわかりませんが、翔斗くんと私の事を気にしてくれていたみたいです。

なんて優しいのでしょうか。

さすが翔斗くんの妹だなって思った私は思わず笑みを浮かべてしまいました。


『わざわざありがとうございます!行くなら絶対に楽しみましょうね!』


『はい!!』



そのあと、少しだけ美香ちゃんと話してから、

翔斗くんとも話し、電話を切りました。



――――――――――――



「あー面白かったね!お兄ちゃん!凪さん!」


美香ちゃんの感想に私たちも


「うん!面白かった!」


「はい!面白かったですね!」


同じ感想を言います。



映画を見終わった私たちは昼ごはんを食べに行くことになり、お店を探していました。


そして、ショッピングモール内にあるハンバーガー専門店に入ることになりました。


注文したハンバーガーを食べていると、


「凪さん午後は洋服見ようね!」


美香ちゃんから言われました。


「はい!そうですね!いい服があれば買いたいです!」


私がそう答えると。美香ちゃんが何かを言おうとしました。ですがさっきまでの勢いはなく少しだけソワソワし始めました。


「ん?美香どうした??」


翔斗くんも美香さんの変化に気づいたらしく、声をかけました。


「いや、もし良ければ、明日も前みたいに家に来てくれないかなって……」


美香ちゃんはそう言ってくれました。

私はそれがとても、とても嬉しかったです。


なので、是非行かせてください!

そう言おうとしたら。



「あ、ごめんその日僕が無理だ」


翔斗くんがダメだった見たいです。


「え?なんで?」


それに対して美香ちゃんが質問します。


「いや、夜ちゃんと出かけるんだ」


それを聞いて私はとても嫌な感じがしました。

2人で?と聞こうとしたら、


「は?どう言うこと??凪さんの他にもう1人いるわけ??何してるの?お兄ちゃん?」


今までに見たことない雰囲気で、翔斗くんに質問をする美香ちゃん。


「美香が何を言いたのかわからないし、夜ちゃんは最近できた友達だよ。そして今週の月曜日に誘われたんだ。日曜日に2人で出かけませんかって」


「なんだ、友達か……」


美香ちゃんはすぐに納得してしまいました。


なんで、すぐに納得できるのでしょうか……


私は、友達だとしても翔斗くんと夜光さんが2人きりで遊びに行くのは嫌でした。


いつもなら素直に言えてるはずなのに何故か言うことが出来ませんでした。


なので私は心の中で言いました。


…………翔斗くん、行かないで。


そんなこと翔斗くんには届くはずがなく、

翔斗くんは食べる事を再開させた。

54話読んで頂きありがとうございます。


コメント、小説のフォロー、応援、レビュー、

本当にありがとうございます!


またして頂けると嬉しいです!


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