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第51話  11月17日 本当に……好きとはなんなのでしょうか。

読みに来てくださりありがとうございます。

「翔くん、おはよう!」


私はその言葉を聞いた瞬間、とてもドキッとした。


なぜなら、夜光さんが学校で翔斗くんに話しかけたから。


私は思い違いをしていた。翔斗くんと友達になるなら隠すだろうって……


そんなの私と翔斗くんの間で決められていることだと言うのに。


夜光さんはそのまま翔斗くんと話を続けていた。

周りの目なんて気にもせず……



そして、少しずつだけど崩れて行くのを感じた。


翔斗くんと趣味を共有できるのは私だけだったことが……


翔斗くんと下の名前で呼ぶのは幼馴染以外では私だけだったことが……



そもそもなんで私は翔斗くんとのことを秘密にしたのだろうか。


そう思ってしまった。


だって私は失うものなんて無いじゃないか……


自分から友達を作るのをやめたんだから、翔斗くんと学校で話してよかったのではないか……と。


私は友達を作らない。孤独でいい、と言っておきながら、周りからの見た目を気にして、翔斗くんと話をしなかったのだ……


本当に自業自得だと思う。


夜光さんは、友達もいたのに、いや、もしかしたら夜光さんにとっては友達ではなかったのかも知れない。


それは私だからわかることだった……


夜光さんは、私が友達を作ることを選択していた時の姿だと……


そして、夜光さんは自ら見つけたのだ、


容姿ではなく、自分自身と友達になってくれる人を。


翔斗くんを……




そう思ったら、今まで私が積み上げてきたものは、全部翔斗くんが積み上げてくれたものなのではないかと思ってしまった。



あの時のデートみたいにどんどん私の気分は落ちて行くのを感じた。



だが、だからといって翔斗くんを諦めるのか、夜光さんに譲るのかと言われたらそれはとてもじゃないけど許すことはできなかった。


私は翔斗くんのことが好きなのかはわからない。

わからないけど、少なからず翔斗くんに対して独占欲・嫉妬心を抱いていることだけはわかった。


翔斗くんが誰かと一緒にいる、


翔斗くんが誰かと話をしている、


それを見るだけで、なぜ私といてくれないの、

なぜ私と話をしてくれないのと思ってしまうのだ。




……もう私は私が嫌いです。







放課後いつも通り翔斗くんと帰りますがやっぱり元気は出ません。


そして、翔斗くんも今日は何かを考えているみたいでした。






家で私は1人ボーとしていました。

ですが頭の中では色々な思考が混ざりあっていました。


その中でも、夜光さんが翔斗くんに向けている目線が友達相手ではない様な気がしていました。


夜光さんは翔斗くんのことが好きなのではないか、そう思ったのです。


でもそれは直接聞いたわけではなく、私の憶測の範囲。


ですがもし夜光さんが好意を持っていたと考えると私はどうするべきなのでしょうか……



私は今まで人を好きになったことがありません。

だから好きと言うものがどんなものかわかりません。


翔斗くんは一緒にいて落ち着きます。

もっと一緒に居たいと思います。

なので翔斗くんのことは好きです。


ですが……恋愛的な好きなのかと聞かれると、

わかりません。否定もできないし、肯定もできません。




  本当に……好きとはなんなのでしょうか。

51話読んで頂きありがとうございます!


凪ちゃんもそろそろ考える時が来るのではないでしょうか。


今のところどうしたいのか、何をしたいのか答えを見つけることができたのは夜ちゃんだけです。


そして、翔斗に限ってはまだ花とのことも残っているといえるでしょう。


一章はもう終わります。そして二章に入ると同時に翔斗達の学年は一つ上がります。


二章までにどのくらい翔斗とその他の人たちはどの様な答えを出すのか、予想して、考察して、楽しんでください。




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