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第34話  10月17日 今度は私が変な声をあげてしまいました。

読みに来てくださりありがとうございます。

私は中学一年生の時から文化祭と言う学校行事が嫌いでした。


男女問わず、仲良くないのに私と一緒に文化祭を回りたいと言う人が多くいたから。

やりたくないのに実行委員をやらされたから。

やる事を決めるだけ決めてあとは人任せな人が多いから。

結局のところ私にとっては文化祭自体楽しいと思えるものではなかったから。


だからこそ私は文化祭の時に1人で居られるところを探しました。校舎の隅から隅まで。そこで見つけたんです。一階の一番奥にあったんです。私がこれから先、よくお世話になる図書室が……


図書室に入ると先程まで騒がしかった空気が一変、そこは静寂に包まれていました。やっと見つけた。私はそう思いました。


その日は何も持っていなかったので、ただ座って時間を過ごしましたが次の日の文化祭最終日は家からラノベを持ってきて実行委員の仕事の時間以外は全て図書室で過ごしました。


それは、中学二年生になっても、三年生になっても同じでした。当たり前のように文化祭の日には家からラノベを持ってきて、図書室で読む。それが文化祭の過ごし方となっていました。


高校生になり私は日常的に図書室を使うようになりました。そして、今年も文化祭は通い慣れた図書室で私は1人、静かにラノベを読もう。そう決めていました。


ですが文化祭まで1ヶ月ちょっとになった時私は出会ったんです。翔斗くんに。

翔斗くんとは毎朝図書室で一緒に本を読みます。

毎朝一緒に学校に行きます。

帰れる時は毎日最寄りの駅から一緒に帰ります。

夜寝る前も最近は電話までします。


そして……文化祭実行委員ですら一緒にやることになりました。


翔斗くんと実行委員をして私は驚きました。

なぜなら、実行委員をやっていて楽しいと感じからです。


そこで私は一つの考えを思い付きます。

翔斗くんと文化祭を一緒に過ごすことができたら、今までとは違う文化祭を体験できるのではないかと。


だから翔斗くんに文化祭一緒に過ごしてほしいと言おうと思いました。多分いつもならすぐに言ったと思います。ですが今回だけは断られたらどうしよう。そう思ってしまったのです。


ここ数日いっぱい言うチャンスはありました。

それでも決心をつけられないでいました。

そして今日、私はやっと心の準備が整いました。なんか突然行けると思ったんです!




今は実行委員の集まりが終わり翔太くんと2人で家に帰っています。

最寄り駅につきました。

そろそろ言おうと思います。やっぱり緊張しますね。



「あの……翔斗くん」


呼んでしまいました。ここからはもう引けません。


「いやじゃなかったら文化祭の時私と一緒に図書館でラノベを読みませんか??」


すると翔斗くんから私の提案の答えではなく……


「ふぇ?」


よくわからない変な声を出されました。そしてそのあと……


「凪って中学校、文化祭あったよね?」


よくわからないことを質問されました。たしかこの間中学校の時にも文化祭の実行委員をしていたと言ったはずだったので……


「はい……」


すると翔斗くんは私に当たり前のことを言ってきました。


「もしかしてだけど……凪にとって文化祭の過ごし方って図書室でラノベ読むことだったりする??」


ほんとに翔斗くんは何を言っているのでしょうか。


「はいそうですけど……」


ん?なんか私違うのかな??


「いや……凪……よく聞いてね……」


翔斗くんがすごい真面目な顔をしています。

なんかの告白でしょうか……


「凪がやってること自体を否定するわけじゃないし、楽しそうだなって思ったけど……文化祭の時に図書室でラノベを読むのは当たり前ではないからね??」



「ふぇ??」


翔斗くんからのまさかの発言で、


  今度は私が変な声をあげてしまいました。

34話読んで頂きありがとうございます。


翔斗と凪ちゃんの日にちを合わせたかったので

凪ちゃんにとっての文化祭を書かせて頂きました。


次の話はあの子の第二話です。

お楽しみに!


誤字脱字、感想などのコメントお待ちしております!

レビュー、小説のフォロー、応援などもして頂けたら嬉しいです!


総合PVが5万を超えました!

読んでくださっている皆様ほんとにありがとうございます。これからもよろしくお願い致します。

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