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第28話  10月14日 なんでこうなった??

読みに来てくださりありがとうございます!

「「おはようございます……凪さん」翔斗くん」


凪さんを呼び捨てにはできなかった僕は、

土曜日の電話の最後にやっぱり、さん付けにさせてくださいとお願いして、どうにか了承を得ていた。


週明け、僕たちはいつも通り早めの時間に家を出て、学校に向かう。


「翔斗くん。日曜日は何して過ごしたんですか?」


朝露さ……凪さんの距離がなんだか近い気がする……


「僕は、気分転換にマンガを読みました」


「なんのマンガですか??」


「「○女も○女」と言うマンガですね。主人公が二股するやつなんです」


説明を加えて凪さんの質問に答えると……


「翔斗くんってもしかして二股が好きなんですか?」


なぜそうなるのだろうか?

凪さんの顔を見ると、僕がしないとわかっててわざと聞いている感じがします。


「そんなわけないじゃないですか。凪さん知ってて聞いてますよね?」


僕が呆れたように聞くと……


「えへへ。バレましたか?」


はぁ〜可愛すぎる。最近は少し心を開いてくれているなと思ってはいたけど、これを見るとかなり開いてくれていると感じます。だけど、こう言う顔を見せられると友達というよりかは1人の女性として見てしまう……ダメだダメだ。

それはダメだ。凪さんは友達。凪さんは友達。僕は心に言い聞かせながら答えます。


「もーやめてくださいよ。当然バレてますから」


そう言って心の中では照れながら、僕たちはたわいのない話をしながら学校に向かった。




「今日は何読みますか?」


図書館についてから僕は凪さんに質問をした。


「今日はこれです!ジャジャーン」


可愛らしい効果音を言いながら見せてくれたのは、


「あ、この間買っていた「塩対応の○藤さん」じゃないですか。これ面白いですよね」


土曜日に僕と選んで買った本の1冊でした。


「でも、凪さんこれもう4巻ですよ?もしかして……」


「はい……昨日読んでたら面白くて、気づいたら3巻まで読んでいました」


そう言うことらしい。僕も同じような経験があるからわかるのだが、ラノベは一回ハマると恐ろしく時間を忘れて読んでしまうのだ。そして気づくと財布の中身はなくなり、本棚の中身が増えているのに気がつく。

凪さんもそのタイプなのだろう。


「分かりますよその気持ち……気づいたらもうないんですよね。あはは」


「そうなんですよ!やっぱり翔斗くんはわかってますね!」


やっぱり距離が近い。そして今は図書室と言うこともあり凪さんはブレザーを脱いでいるのだ。僕も男なのでやっぱり目が、つい、そこを見てしまう……

今まで全然気にしていなかったが、凪さん……でかい。何がとは言わない。だけどデカいのだ。絶対柔らかいんだろうなと変なことも僕は思ってしまった……


「翔斗くん?なにを……って変態!!どこ見てるんですか」


凪さんに怒られてしまった。


「すいません……っていやいや見てないですから、少しボーッとしてただけですから」


僕は無理やり誤魔化しました。


「別……翔斗くんなら……いいのに」


凪さんが何かを呟いていたが僕の名前を言ったことぐらいしかわかりませんでした。




8時になり僕たちはバラバラで教室に向かいます。


教室に向かう途中、僕は不思議に思っていた。

あんなにドキドキしていたのに、2人でラノベを読み始めると心が落ち着き、いつもより集中してラノベを読めることを……


やっぱり凪さんは他の友達とは違うのだろうなと改めて僕は思った。




「おはよう」 「おはよう翔斗!」


教室に入るといつも通り正樹、舞が挨拶をしてくれる。


「うん!おはよう!2人とも!」


なので僕も2人に挨拶を返したのだが……


「これまたなんかあったよな?」


「うん……絶対なんかあったね」


2人がコソコソ僕に聞こえるように話し始めた。


「いや、コソコソするなら聞こえないようにしてやってくれよ」


僕がそう言うと、


「なら聞くけど、何かあったのか?土日」


「いや、何もないけど」


僕がシラを切ると、


「ほらな、」


正樹に言われてしまった。


そのタイミングで鐘がなり先生が入ってきたので、僕たちはそれぞれの席に着いた。


「今日は、ホームルームの後1時間目を使って11月の中旬にある文化祭の実行委員を決めるぞ」


そう先生から伝えられ、クラスメイトからは「え〜」

と言う声が上がる。

だが、僕は楽しみだった。そして多分だけど凪さんもそうだろうと僕は感じていた。すると……


―――――――――――――――――――――


「朝露」『楽しみですね!!』


―――――――――――――――――――――

なんだか、久しぶりな感じがするチャットで、凪さんがメッセージを送ってきました。


同じことを思っているだけで僕はとても嬉しくなった。


―――――――――――――――――――――


「古巻」『はい!僕も楽しみです!』


―――――――――――――――――――――



「それじゃーやりたい奴はいるか?」


先生がみんなに聞くが、やっぱり手は上がらなかった。だからこそ……


「あの……先生」


「ん?なんだ古巻」


僕は恐る恐る手をあげる。そして仕方なさそうに……


「僕、暇なんでやりますよ」


その瞬間男子からは称賛の視線が届き

正樹からは驚きの視線が飛んでくる。


「お、本当かならよろしく頼む。次は女子だな」


先生がそう言うと


「「なら、私が……え?」」


まさかの全て同じ言葉で、凪さんと1人の子が手をあげた。


「え?」


僕も思わず声を上げてしまった……

もちろん、他の子が手を挙げると思っていなかった、と言うのも理由の一つだが……

凪さんの他に手をあげた子が、まさかの人物だったから。


その子の名前は、夜光 美月(やこう みつき)

朝露凪が学校一の美人なら

夜光美月は学校一、可愛いと言われており、

この学校の2大看板を貼る人物だった。



そんな2人が実行委員の女子枠を取り合う形となったのだ。相手が僕とわかっていて。

そしてなぜか、2人とも嫌そうにしながら……





僕は思った……


      なんでこうなった??

28話読んで頂きありがとうございます。


今回は新たな人物の登場です。

この人物が果たして2人の関係にどう影響を及ぼすのか、楽しみですね。


誤字脱字報告ありがとうございます!

コメントも沢山の方々に頂き嬉しいです。

もっともっとコメントお待ちしておりますのでどんどん送っていただけると嬉しいです。


レビュー、小説のフォロー、応援などもほんとに沢山してもらい嬉しく思います。

まだして頂けてない方、よかったらしていってください!私が喜びます!

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