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第107話  2月13日 バレンタイン前日

読みに来てくださりありがとうございます!

題名さ前話と同じですが視点違いです。

 明日は翔くんにお菓子をあげる日!

 前々から何を作るかは決めていました。

 今はその材料を買いにショッピングモールに来ています。


 買うものは、アーモンドパウダーと卵とグラニュー糖!あと食紅も買います。これだけで何を作るか、わかった人はすごいと思います。


 今まで男子に対してお菓子を作ったことがありません。

 女子には作ったことがありますが、義理としか思っていなかったので毎回クッキーです。





 今回のバレンタインは今までで1番大変になると思います。


 翔くんに気に入ってもらうことはもちろん、必ず作ってくるであろう凪ちゃんにも勝たないといけないですから。


 私の予想では、凪ちゃんは絶対美味しいお菓子を作ってきます。

 なんせ一人暮らししていますから……根拠はありませんけど!!テヘッ!





 材料を買った後は、お菓子を入れる箱やお菓子の形を変えるための型、リボンなどを買いに行きます。


 何気に、箱選びは大事な気がします。最初にどんな印象を与えるかで、中に入っている食べ物も美味しそうに見えるか見えないかが変わると思いますから。


 候補をいくつか買い、私は家に帰りました。






 さて、ここからが本番です。

 バレンタインの材料の買い物は楽しいですが、それで満足しちゃう時がありますからね……経験者は語ります。


 エプロンをつけキッチンに行くと、私よりも派手でフリフリしたエプロンをつけたお母さんが仁王立ちで待っていました。


 とても嫌な予感がします。


「やっと帰って来たわね美月!!さぁ〜一緒に翔斗くんのお菓子作るわよ!!」


 そうですよね……来ないと思っていた私が馬鹿でした。

 お母さんはこう言ったイベントが大好きなのです。


「嫌だよ!!私、一人で作りたいもん」


「一個だけいいじゃな〜い。息子になるかもしれないのよ??今のうちに胃袋掴んでおかなくっちゃ!!」


 本当に何を言ってるんでしょうか、この人は……。


「もう!やめてよ、そう言うこと言うの。ダメなものはダメ!そんなに作りたいなら、お母さん個人で作ればいいじゃん」


「あらあら、美月そんなこと言っていいの?女子だとしても私は同棲許してあげたわよね??」


「うぅ……それは」


 そんなの出してくるなんてずるいじゃん!!!

 中身5個しかないのに……。


「ふふ、あなたが翔斗くんを好きなように、私も結構気に入っているのよ!ほら!一緒に作りましょう!親子で翔斗くんに愛を送りましょう!」


 もうどこから指摘すればいいのか、私にはわかりません。

 絶対こんなお母さん、翔くんには見せたくありません。


「絶っっっ体に一緒に作らないから!!一人で一個作って。それだけは許したんだから」


「ちぇ〜、美月のケチ」




 こうして、数で言うと5個作るはずが、4個になってしまいました。


 その分、愛を注ぎたいと思います!――これだとお母さんと同じことを言ってるようではないですか……最悪です。


 凪ちゃんの他に、お母さんにも勝たなくてはいけません。私には敵が多いようです。



「それでも、頑張るよ!!翔くん!!」


「びっくりした……急に大きい声出さないで美月」


読んで頂きありがとうございました!

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