ヘスの魔法の同時発動
久しぶりの投稿です。
長期間投稿を休んでしまいすみませんでした。
また、どうぞよろしくお願いします。
「まず、私がそれぞれの属性のボール魔法を使います。なので、それを見てイメージをつかんでください」
「わかった」
「わかりました」
俺たちが頷くと、ヘスは手のひらを上に向ける。
すると、そこにサッカーボールほどの大きさの火の玉が生まれた。
「これが、ファイアーボールです」
「なるほどな。それくらいの大きさなのか」
「まぁ、ヒロ様のライトほどの大きさはありませんが…」
そうあきれ顔でヘスが答える。
〈ヒロ様が規格外なのです〉
セイバーまで…。
分かってます。分かってますよ…。俺が規格外だってことぐらい…。
「では、残りの属性も発動させますね」
そう言って間もなく、ヘスはファイアーボールの他の6属性の球を一度に出した。
「さっきのファイアーボールに加えて、サンダー、ウォーター、アース、ウィンド、アーク、ダーク、それぞれの属性のボール魔法です」
「なるほど…。って、そんなことより、ヘスさん!ヘスさんも複数の魔法を一度に発動できるのですか!!」
「はい。詠唱が必要ないので、慣れれば誰でもできますよ」
「そうなんですか!魔法の複数同時発動はヒロさんにしかできないと思ってました!」
クララが俺の方を見て言う。
「ヒロ様も同時発動できるのですか?」
「あぁ。まぁ、こんな感じか?○*☆$%# ライト×20」
ヘスには見せたことなかったので発動してみる。
「なっ…」
うん。ヘスの反応を見る限り、この魔法は封印した方が良さそうだな…。
「ヒロさん。眩しいです」
「あっ。ごめん」
まぁ、そうだよな。この魔法の本来の使い道は、その名の通り、『ライト』だからな…。
俺は20個の光の球を消す。
そうそう。最近魔力操作が上手くなってきて、スムーズに魔法が消せるようになってきたんだよね。
これで、少しは安心して魔法が発動できるかな?
「まぁ、俺はまだライトしか使えないから、ヘスの複数の魔法の同時発動とはまた違うものなんだけどね」
「ヒロ様にボール魔法を教えていいのでしょうか…。世界が消えてしまいそうな予感がします」
「たしかに…」
二人が顔を見合わせて頷く。
「いやいや…。そんな物騒な使い方しないって…」
俺はなんだと思われてるんだ…。
「…まぁ、その言葉を信じます。では、とにかく今私が発動したボールをイメージして魔法を発動したください。まずは、一つずつでいいです」
「では、私はウィンドボールを…」
「じゃあ、俺はウォーターボールにしようかな…」




