表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

34/79

かわいそうな称号

「…!わかる。わかるぞ!」


「あっ…はい。わかるんですね。」


ちょっと、狼さんが興奮しすぎていてひいてしまった。


「えーっと…。戦うの辞めません?こちらとしたら、戦うメリットないんですけど。」


俺は単刀直入に言う。

しかし、戦うの辞めてくれるのだろうか…。なんか、こういう狼ってプライド高くて一度戦うと決めたら最後まで戦いきるとか言い出しそう…。

俺はそんなことを思いつつ返答を待つ。


「いいぞ。」


いや…。そんなあっさり…。

拍子抜けですわ。


「どっちにしろ、俺も戦いは積極的にしたくはない。」


へ?


「いや…。でも、そっちから攻撃してきたよな?」


「あぁ…。そのことか。それはな、理由があるんだ。少し長くなるけどいいか?」


「あっ…。遠慮しときます。」


これ、サイドストーリーっぽいよなぁ?

俺、そういうサイドストーリー的なやつ嫌いなんだよね。


「…。そうか…。」


なんか、残念そう。

そんなに己のことが喋りたかったのかな?


「じゃあ、いい。それよりも、どうやって己とお前は喋ってるのだっ!」


あっ。それ気になるか…。まぁそうだよな。

そんだけ興奮してるんだしな…。

教えてやるか。


「これは、テレパスという俺の能力だ。」


あれ?言ってみて思ったけど、これって俺の能力なの?てか、初期設定ってなんだよ…。


〈一応、ヒロ様の能力ということになっています。〉


何?一応?なっています?

どういうことだよ。


〈…。〉


また、ノーコメントですか…。

それよりも、なんか狼さんがテレパスって何?って感じでこっちをじっとみてるんだけど…。


「テレパスっていうのは…」


俺はテレパスについて簡単に説明してやった。

でも、俺自身もあんまり知らないからな。


「それより、お前俺の仲間にならないか?仲間になったら名前をつけてやるぞ。」


俺はこう言った。

だって、こいつ普通に悪いやつじゃなさそうだしね。

あと、強いから。

でも、受け入れてくれるかな?


「喜んで仲間になろう。」


また、即断しました。

嬉しいからいいけど。


名前を与えるんだけど。

その前にステータスチェックしとくか。






レベル▶︎48

種族▶︎銀狼

名前▶︎なし

HP ▶︎4200

ATK ▶︎4800

MP▶︎3900

魔法▶︎ストーン

→岩を作り出し対象に向かって放つ。

スキル▶︎威圧(魔物)

→周りの魔物を威圧し、魔物が周りからいなくなる。

称号▶︎魔物に嫌われた魔物

装備▶︎なし




なんか、かわいそうな称号があるな…。


狼系が多い…。


あと、この狼の外伝も出すかもです。

もし、時間があればですけど…。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ