魔物掃討戦
EARTHという小説を発表します。よろしければご覧ください。ジャンルはローファンタジーです。
俺はオークたちの中に飛び込む。
オークたちは臨戦態勢をとる。
そして、こちらに向かって飛びかかってきた。
もちろん、連携攻撃とかはおかまいなくだ。
四方八方からオークが迫り来る。
俺は回転しつつ手刀を放ち一旦群れから離れる。
そして、
「○*☆$%# ライト」
俺は光の玉を放つ。
「やっべ。」
なんか一気に15体くらいが跡形も残らず消え去った。
もう、これじゃ歩く破壊兵器じゃん。
もともと、やばい威力なのはわかってたけど…。
予想以上だ。
てか、前撃ったときよりも威力上がってない?
おっ。
危険を感じたオーク以外の他の魔物たちも移動をやめて、こちらを向いた。
やめて下さい。
そんなこっち見ないで!
そんな、沢山の魔物の相手はできません!
いや…待てよ…。
ライト撃ち続ければいけんじゃね?
〈そうですね〜。〉
やっぱ適当…。
うーん。でも、一々呪文唱えんの疲れる…。
まさか俺も無詠唱できないかな?
〈無詠唱ではないけど…。ヒロ様専用初期プログラムに詠唱補助がありますよ。〉
へ?なんだよそれ。
〈一度呪文唱えた後に数字を言うと、その数だけ同じ呪文が発動します。〉
うぉっ!
めっちゃいいじゃん!
そんなんあるんだったら早く言ってよ。
〈必要性を感じませんでした。〉
いやいや…。
まぁ、それでいくか。
「○*☆$%# ライトー150」
まぶしっ!
おっ。眩しくなくなった。
〈網膜保護を実行しました。〉
ナイス。たまにはいいことする。
てか、やばいよコレ。周りが見えないくらいの数の光の玉が俺を覆ってる。
とにかく…魔物倒すか。
俺は魔物に光の玉を放つ。
グォーン!
なんか普通じゃない音がなった。
そして、俺は見た。
地面に大きなクレーターが空いているのを。
直径80メートルはあるんじゃないか?
とにかく…やばい。
過剰攻撃をしてしまった。
〈今の攻撃で残りMPが1割を切りました。〉
まぁ、流石にいくらライトが初級魔法って言っても、あれだけ撃てばそうなるよな…。
回復までどれくらいかかる?
〈まぁ、30分ほどでしょうか?〉
30分に1発レベル1の俺が撃てちゃうの?
〈もう、レベル1ではありませんよ。〉
おっ!そうだよな!
あれだけいっぱい魔物を倒したんだ。
絶対レベルとか上がってるよな!
ところで、スキルってレベル上がることでも手にいれられんの?
〈稀に獲得できます。〉
よし。
じゃあ、ステータスを確認しますか!