魔物の群れは移動する
…。
ヤベェ。ステータス、クソたけえ。
今まで、赤兎馬がクソ強いと思ってたのに…。
俺は、そう思いながら再び走りだす。
やっぱ、上には上がいるってことか。
俺、おもいっきり喧嘩うってたよ…。
〈バーカ。〉
黙れ。
そんなことより、*ってなんだよ。
見れないってことか?
〈はい。*は、まだ見れないということです。〉
まだ?
〈はい。*のところは認識阻害の魔法の効果がかかっているから見れません。しかし、認識阻害を破るスキルを手に入れれば見れるようになります。〉
ふーん。
認識阻害なんてかけれるんだ。
〈はい。そのための魔法もありますし、マジックアイテムでもその効果を得られるものもあります。〉
へぇー。
あいつの場合はどっちかな?
〈マジックアイテムです。〉
言い切れんの?
てか、相手が装備してるものとかって見れないの?
〈見たいんですか?〉
そりゃもちろん。
〈じゃあ、次からステータスに記載しときます。〉
最初からそうしてよ…。
おっ。そんなこと考えてる間に魔物の集団が見えてきた。
オェッ。
なんか、Gみたいな光沢を放つ黒い虫の魔物とかまでいる。
大きいやつだったら鹿みたいな魔物が見えるな。
うーん。倒せるかな?
300匹は軽くいる?
〈いけるんじゃないですか〜?〉
適当…。
まぁ、やってみなくちゃ始まらない。
ってことで、
「ヒロ、いっきまーす!」
俺はどこかで聞いたような掛け声をかけて魔物の群れへと飛び込んだ。
俺は、竜巻のように、魔物の集団の中を回転して手刀を放ち続けながら進む。今、俺が倒してるところはファンタジーでおなじみゴブリン君たちがいっぱいいるだけだから、サクサク倒せる。
手が血で汚れる。
ゴブリンの血も赤いんだ。
こうして、ザコいゴブリンは5分もかからず倒しきった。100匹はいたんじゃないか?
俺は、状況を確認して、一旦群れから離れる。
遠くから見ると、やっぱり魔物の群れは移動しているな。
なんか、どっかでみたことがあるシュチュエーションだ。
そんなことは置いといて次は何を倒そう?
〈オークがオススメです。〉
オーク?
オークってあの豚だよな?
ふーん。じゃあ倒してみるか。
数は50くらい?
全員木の棒みたいなのを持っている。
体長はゴブリンの2倍ほど。
ガブリンより手強そうだ。
まぁ、倒してみますか!
俺は再び突撃した。




