魔物の群れへ
俺は、魔物の集団に向けて走りだす。
走って移動する神って…。
ダセェ。
空飛びたいな。
うーん。ガチャで飛行系のスキルでないかな?
欲しい、欲しい、欲しすぎる。
…そんな欲を持ったら出るものも出なくなるよね。
俺は、そんなことを考えながら走り続ける。
脇を小さなウサギのような魔物が通り過ぎていくが気に留めない。
あれ?
今思ったけど、なんで俺ダーク・エリオンのステータス確認しなかったんだろう。
確認すれば次来た時に対策とかたてやすかったんじゃ…。
〈そうですね。〉
…。
なんだよ。馬鹿にしてるのか?
ただの音声のくせして。
〈なんか、腹たったのでやめときます。〉
何をだよ!
めっちゃ気になるじゃん。
〈私に先ほどの暴言を謝りますか?〉
…。腹立つなおまえ。
〈そうです。私は腹立つやつです。〉
開き直りやがった。
めんどくせぇ。
だけど、気になる。
セイバー、ごめん。
〈今のは誤ったうちに入りません。ちゃんと、自分の何が悪かったかを述べてください。〉
お前…。
さっき暴言を吐いてごめんなさい。
〈まぁ、50点ですね。いいでしょう。〉
やっぱ腹立つ。
それで結局なんなんだよ?
〈ダーク・エリオンのステータスを確認しておきました。〉
お、おー。
お前、地味に役に立つよな…。
性格が良ければさらにいいのに。
〈…。表示しますか?〉
あぁ頼む。
俺の視界にステータスが現れた。
あっ!やっぱステータス表示消して!
俺がこう言ったのには理由がちゃんとある。
それは何かって?
みんなは忘れてるかもしれないけど、俺は走り続けてるんだ。
そんな中、目の前いっぱいに、ステータスが現れたらどうなる?
まぁ、あとはご察しの通り。
ガーン。
俺は、前に生えていた木にぶつかって盛大にひっくり返った。
「いてててて。」
いや。痛くない!
ステータスの恩恵でダメージがほぼない!
これは、嬉しい誤算だ。
まぁ、こんなしょうもない話よりも、ダーク・エリオンのステータスを見よう。
俺は、目の前に再び現れたステータスに目を通す。
レベル▶︎89
種族▶︎**
名前▶︎ダーク・エリオン
HP ▶︎6800
ATK ▶︎7500
MP▶︎9800
魔法▶︎合成獣生成
→合成獣を生み出す。
ダークボール
→闇の球を発生させる。
ダークマター
→*************。
など
スキル▶︎解放(*)
→ステータスが上昇する。角が大きくなる。
など
称号▶︎***




