進化
「…ヒロさん!ヒロさん!」
「ヒロ様。ヒロ様。」
「ヒロ!ヒロ!」
クララ、ヘス、グランの声が聞こえる。
俺はどうなったんだっけ?
あー。
紅炎馬に赤兎馬って名前つけたあと、倒れたな。
死んだと思った。
〈いいえ。ただの魔力切れです。ちなみに倒れてからまだ5分も経っていません。〉
ふーん。
魔力切れか…。
俺は目を開ける。
目の前に三人の心配そうな顔。
「心配かけて悪かった。ただの魔力切れだ。」
俺はそう言って起き上がる。
「ヒロさん!」「ヒロ様。」「ヒロ!」
そんなに心配してくれていたのか。
なんか嬉しいな。
「紅炎馬…いや赤兎馬は大丈夫か?」
俺は尋ねる。
「はい。今は眠っているだけのようです。」
クララが答えてくれる。
よかった。
死んでないか心配してたんだ。
俺と一緒に倒れるのが見えたからね。
〈ただの進化酔いです。〉
進化?
あいつ進化したのか?
てか、名付けしたら進化するのか?
〈はい。名付けの際一定以上の魔力つまりMPを消費したら進化します。〉
ふーん。
ちょっとステータス見てみるか。
レベル▶︎64
種族▶︎猛炎馬
名前▶︎赤兎馬
HP ▶︎6300
ATK ▶︎6450
MP▶︎4570
魔法▶︎プロミネンスEX
→一定の範囲を超高温で焼きつくす。
スキル▶︎炎帝の蹄
→蹄で蹴ったものに超ダメージを与え、火傷を負わせる。
称号▶︎ガチャ神の加護
炎帝
やば。
強くなりすぎでしょ。
まず名前が猛炎馬になってるし…。
ステータスは1.5倍くらいになってる。
もう、勝てる気しない。
てか、スキル『炎帝の蹄』になってるし…。称号も…。
お前いつのまに炎帝になったの?
とにかく、名付けは俺も気絶するし、強くなりすぎるし、しばらく封印だな。
名付けしすぎて生態系を壊してもダメだしね。
「おっ。起きたか⁉︎」
赤兎馬が少し動いた。
「俺はヒロ。これからよろしくな、赤兎馬。」
「ヒロって名前なのか。こちらこそよろしく。お前の名付けのおかげで、力が湧いてきたよ。お前、おそらく強いな。」
おー。
思ったよりも、いいやつかもな。
これなら、うまく付き合っていけそうだ。
明日は違う小説を更新するので投稿できません。
すみません。
あと、短くてすみません。
追加コメント
▶︎称号に炎帝を追加しました。




