針とります
麻痺してる?
もしかしてこれは、またあの定番。
罠にかかって毒針が刺さっている魔物を助けて仲間にするっていうやつか⁉︎
絶対そうだ。
そうに違いない。
ヘス、頑張ってるなー。
あと、もう少し持ちこたえてくれ。
俺が針を見つけるまでの辛抱だ。
てか、このクエストって討伐クエストだけど、討伐せずに問題を解決した場合どうなるんだろう?
達成報酬もらえるのかな?
まぁこれは後でアイリーンさんに聞くとして、とにかく針を見つけよう…。
〈ズームしますか?〉
はい?
またセイバーか。
もしかして、いつのまにかセイバーがヒロインになっちゃった?
てか、俺の周りにいる中でヒロインって誰?
ヘス?
でも、ヘスだとしたらヒロインらしいことしてなくね?
閑話休題
まず、ズームとかできるんだな。
〈はい。可能です。〉
じゃあしてくれ。
〈何倍に拡大しますか?〉
セイバーが調整してくれ。
〈わかりました。オートモードのズームを起動します。〉
よし。
おー。どんどん拡大されていく。
紅炎馬綺麗な毛並みだな。
いつか触ってみたいな。
って。そんなこと言ってる場合じゃない。
「ヒロ様加勢をお願いします!」
ヘスが押され始めてる。
「ちょっと待ってくれ。」
はやく見つけないと。
うーん。見た感じどこにもないな。
逆サイドか?
俺は、高速で移動する。
そして俺は探す。
うーん。
おー。
裏に小さな針が刺さっている。
こんな小さかったらそりゃ気づかんわ。
よし、じゃあ、とりますか。
俺はストレッチをする。
アキレス腱切ったら危ないし…。
よし、行きますか。
俺は、持てる最速のスピードで紅炎馬に走り寄る。
そして、素早く手を伸ばす。
とった!
よし。
って、ストーップ。
止まらない。
そして、その先にはクララ。
てか、クララいたのね。
「クララどいて!」
クララは動かない。
紅炎馬が怖すぎて足がすくんでいるのかもしれない。
「ごめーん。」
俺はクララにぶつかった。
その後、紅炎馬は戦う気が無くなったようだ。
「ヘス。もう攻撃しなくていいぞ。てか、そういえばグランはどこだ?」
ヘスが指差す。
その先には、のびているグラン。
なるほど。
大体察した。
おそらく、俺に任せとけとか言って突っ込んでいってやられたのだな。
危ないから、そういう事はしないように注意しておこう。
まぁ、今回は気絶してるだけみたいだからいいけど。
また、短くてすみません




