登場人物:田沼家
田沼家の主要人物(歴史上存在した人物)
【田沼意次】
将軍側用人・相良藩主
世に名高い「悪徳政治家」「賄賂政治家」。しかし、その実態は先駆的な重商主義の実践者。同時に領土拡張主義者。探検冒険家のパトロン。今太閤。一部の親藩、譜代と仲が良いが、御三家、御三卿、親藩、譜代から目をつけられている。出来る奴と仲が良い代わりに、頭の悪い人とは仲が悪い・・・。結婚政策大好きのどこのハプスブルク家だよと思うようなことしている人。
【田沼意知】
相良藩世子
後に反田沼派にぬっ殺されてしまい、田沼家の衰亡を招いてしまった人。ただの被害者。若くして若年寄に任命されるくらいだから相当に優秀だっただろうけれど、まぁ、殺されてしまっては意味がない。
【倉見金太夫】
江戸詰家老
田沼家の外交官。殿様の右腕。
【深谷市郎右衛門】
江戸詰家老
殿様の左腕。
【各務久左衛門】
江戸詰家老
算術に明るい方。基本的に主人公と殿様の好き勝手な真似に巻き込まれて一番苦労している人だと思う。数字に明るいって損だね。
【三好四郎兵衛】
城代家老
元商人。相良城築城後に城代家老になった人である。
【井上伊織】
国家老
元浪人。殿様が一本釣りして田沼家に。その上、改名を強要されて今の名になった人。