第二話 武具屋の武骨屋の店主と取引しよう! 3
荷物を抱えた俺は、店の中に足を踏み入れた。
武骨屋の中は、今日もキンと引き締まるように、武具が光って整然としていた。
「おう、よく来たな!」
店の奥から、ひとが出てきた。
武骨屋の店主だ。
「しばらく顔を見なかったが、元気だったか?」
「まあ、元気ですよ。店主さんもお元気そうで何よりです」
「ハハハハ! 心配されなくても私は年中元気だがな!」
店主は、どことなく嬉しそうだ。
「それで、これを売りたいんですが」
俺は、
◆弓矢×10本
◆ボウガン
◆ショートソード
◆魔法のタガー×2個
を、カウンターの上に置いた。
「これは……」
店主は、眼光鋭い目で、武器を品定めしている。
また、店主があくどい顔でニタリと笑った。
十中八九、店主が何かをたくらもうとしている。
なので、俺は早口になった。
「今回は、ショートソード・魔法のタガー×2個は、新品です! 傷だってひとつもありませんよ!」
店主が、吃驚した顔になった。
しかし、俺の顔を見て負けたとばかりに笑った。
「ハハハッ! そうだな! 負けた負けた! ショートソードは2,000G・魔法のタガー×2個は1個1,000G、計4,000Gで買い取ろう!」
よ、よし……!
俺は、内心ガッツポーズした。
しかし、そのあとが上手くいかなかった。
「でも、この弓矢×10本は、一本10Gで、計100Gだ。このボウガンも、100Gだな」
「分かりました」
「じゃあ、4,200Gで売買成立だな」
「はい」
「じゃあ、まいどあり!」
俺は武骨屋を後にした。
次に、道具屋の木こり屋に向かったのだった。




