第四話 魔法機でアイテムを合成しよう!
自宅に帰ってくると、すぐに魔法機に向かう。
毎回、合成は楽しくて心が躍るようだ。
魔法のショルダーバッグからアイテムを取り出して並べた。
◆聖水
◆精製水
◆虹色液体
◆酸っぱい液体
◆消毒液
◆アルカリ液体
◆ガマの油
◆万能薬
◆エリクサー
◆エライクサー
◆バリクサー
◆魔法機械の素
◆魔力液体
「魔法機にこれらを入れるっと……」
全てビンごと投入する。ガラガラと中でビンのぶつかる音がした。
魔法機のスイッチを入れると機械音がゴウンゴウンとし始める。
魔法機の説明書を読みながら操作し始めた。
「ダイヤルを右に全開……。ダイヤルの番号を2に合わせるっと……!」
すると、魔法機が伸縮して、取り出し口に何かが落ちてきた。
「おお! 出来たのか!」
取り出し口には色々と出てきたようだ。
それの一つを取り出す。一つはビンに入った液体だった。
「やった! 整髪料だ! ちゃんとできているみたいだ!」
牛たんも喜んでくれることだろう。
俺は、牛たんの依頼を完了した!
少し依頼を早くこなしてしまったが、一階のダンジョン扉の前に置いておく。
そして、残りのアイテムをチェックする。
取り出し口に落ちてきたのは……。
「これは、魔法機械のヘアドライヤーだな!」
使わなそうだが、一応魔法のショルダーバッグに入れておこう。
フェアリーシェフズ料理店は、情報を集めるのにもってこいだ。
そういえば、バリカット美容院でカットモデルを募集していると言っていたな。
タダでカットか。
でも、カットモデルだから、モデルのようなひとじゃないと無理なんじゃないのか?
……。……。
ちょっと待て!
俺は物凄い可能性に気付いてしまった!