第四話 武具屋の武骨屋の店主と取引しよう! 2
俺は、アイテムを整理した。
そして、モンスターの卵×5個・魔法のタガー・ショートボウ・棍棒を、換金することにした。現在の所持金は200Gだけだ。俺はそれも持参することにした。
そして、俺はこれらを抱えて出かけた。
まず、武具屋の武骨屋だ。
「おう。いらっしゃい!」
店主は今日も愛想がよかった。
店主は俺を上から下までまじまじと眺めている。
「今日はなんか用か? 色々と腕に抱えているけど、なんか売りたいのか?」
「これと、これを売却したいんですが」
俺は、抱えていた物から、ショートボウと棍棒を差し出した。
店主は、それを品定めしているが、途端に悪い目つきになった。
「うーん……。これは、安いよ?」
おそらく、今日も安い値で買い取る魂胆だろう。
そうはいくか!
「これは、ショートボウと棍棒で、ほぼ新品なんですが!」
俺は、鑑定して見せた。中古の~などと、難癖付けられたくない。
店主はきょとんとしていたが、やがてハハハと笑い出した。
「ああ、そうだな! あんたの言う通りだ。だから、買値の相場はショートボウは、1,500G。棍棒200G。だけど、傷がついているから1,300Gと100Gで、合計1,400Gか?」
確かに、それぐらいだろう。
しかし、傷がついているのを知られてしまったか。
なんで、300Gも安く――。
「でも、あんたの目利きに感心したから、200Gおまけして、1,600Gでどうかな?」
「それで、売却します!」
「はい、合計1,600G。ありがとな!」
100G損をしたが、傷がついているので仕方ない。
でも、おまけもしてもらったからな。
合計1,600Gをポケットに仕舞う。全部で1,800Gになった。
俺は、満足して他のアイテムを抱え、武骨屋を後にした。
そして、次に俺は木こり屋に向かった。




