第6話
ーーーー。
とある場所にて、気配を察する何者かがいた。
「また消滅の気配ね。あのババアまたやりやがったか」
何者かが呟いた。
「世界線を越える転移は疲れるってのに、ババアめ毎度毎度世界線を越える結界を張りやがってー!テレポーテーション!」
ーーーー。
ピリッと結界に何者かが干渉してくる余波を感じた。
それはとても乱暴に結界を捩じ込んでいく。転移をしてこようとしているようだけれども、成功した場合の余波がとてつもないことになる。捩れを修復しようと結界のエネルギーが一気に押し寄せてくるのだ。間違いなく、この男は耐えきれない。
「お客様、冥土のお時間のようですね」
「は?」
突然の話に首をかしげたタイミングで一瞬、結界が破壊された。
店の中央にド派手な黄金色の魔方陣が出現した。
そこに無数の黄金色の魔方陣とは、また別の意味合いを持つ魔方陣が見えた。
黄金色の魔方陣は転移するための魔方陣に着色をしただけのものだろうけど、他は違う。これは、
「お仕置きデスよ!ババア!」
結界が破壊された今、私を守る術は自力しかない。
黄金色の魔方陣から赤髪赤目の長髪の女性が現れた。
「は?なにが、どうなってやがる」
男は訳もわからず、体を動かせずにいる。
「終焉来タれリの弾丸」
残っていた魔方陣が発現した。
「相変わらず、派手な登場よね」
終焉来タれリの弾丸は、触れたものに終りを与える弾である。不老不死なんて言う私なんかには絶好の得物ってわけ、最悪。
触れても同等の魔力を込めているものとぶつかれば相殺されてしまう、そこを付いて私は魔力を込めただけの魔方陣を展開して弾丸に合わせて投げつけてみた。
「うわぁぁああああ!こっちにまで飛んでくーーーー」
男は終焉来タれリの弾丸の流れ弾に当たって絶命してしまった。
魔方陣を弾丸に当てながら、口を開いた。
「あまり物を壊さないでくれないかしら」
「魂の消滅をあんたがしたせいで、書類が増えたでしょうが




