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いらっしゃいませ《ア・ムリタ》へようこそ
とある女神がいました。
彼女は霊薬アムリタを飲み不老長寿になり、何千何万の幾年を生き抜きやがて、神様となりました。
その女。
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「いらっしゃいませ。当店へようこそ、お席はご自由に」
それは美しい顔立ちで十人聞けば十人が素晴らしいと絶賛する女性でした。
白くなびく長い髪は見るものを惹き付けるように、それはそれは宝石のように綺麗でした。
潤いのある肌の艶は何かで飾れば逆にそれらが汚く見えてしまうほど、美しく張りのあるものでありました。
彼女に欠けていたのは唯一としてありま・・・。
彼女こそ、女神アムリタ。
霊薬により女神へと生まれ変わった特異な存在にして、お空の上での生活に飽きてしまい、地上に降りてきた華。
その一輪、地上にて喫茶店を開いている。




