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2nd world "Our"

アリとキリギリス 冬を超えようとした俺と、夏で終わろうとしたヤツ

作者:小山 優
 キリギリスが死んだ。
 キリギリスの名は、岡原 健治。親友だった。


「俺をキリギリスとするなら、お前はアリだな」
 高校時代、昼休みの喧騒に包まれた教室で奴は言った。
「俺は人生を夏にかけた。お前は冬を越えるために蓄えた」
 高校三年の冬。窓の外では、積もりもしない雪が舞っていた。

 俺たちは、俺たちの道を行こうとして、そして互いの道を見守っていた。
 それぞれが幸せになるはずだったし、それは概ね外れてはいないのだろう。

 だが、俺はアリで、ヤツはキリギリスだった。
一、春
2013/08/19 21:00
二、夏
2013/08/21 21:00
三、秋
2013/08/23 21:00
四、冬
2013/08/25 21:00
五、春
2013/08/28 21:34
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