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この連載作品は未完結のまま約3ヶ月以上の間、更新されていません。

死にたがりの日常

作者:クラゲ
 私は死にたがりである。
死にたくなっては生きている。時は過ぎ私はまだ子供のままであるが、
もう大人になっていた。
いつも死にたいと考えているが死のうと試すことはない。
死のうとすることは私が人生のすべてを裏切り、否定することと同じになるからでそれは私だけでなく関係のあるすべての人に対してだから。
それにそんな勇気が私にはない。
「勇気を出すのは素晴らしい」
ずっとそう教えられてきたが私はこれまで勇気を出したことがなく逃げ、諦め、折れてきた。そうしているうちに死にたがりになっていた。
幸せを感じ生きていると、
「ああ、勇気がなくて本当に良かった。」
死にたくなると、
「ああ、本当にダメな人間だ、勇気も何もない。」
そんなことを考え私はさらに堕ちていく。

 今日も目を覚ます。何をするわけでもなく時間を消費し死にたくなると
頭がだめになりそうで薬を飲んで考えることができなくなって気絶するように今日も眠りについた。

このまま目が覚めなければいいのに…私は怖くなった。
風の強い日
2025/05/07 16:01
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