5年後くらいには新型コロナワクチンは中国の一人勝ちになっているかもしれないな
さて、新型コロナの後遺症やmRNAワクチンの副症状には様々な可能性があることは今まで書いてきました。
中国の不活性化ワクチンに関しては効果が低い可能性が高く、チリでは接種が進むほどに100万院当たりの感染人数が増えていて、同じことは、セーシェルでも起きています。
セーシェルでのワクチン接種率は、これは全人口中では70%程度ですが、ワクチン接種対象年齢に絞れば
「接種対象年齢の 99.6%が中国シノファーム社とインドのコビシールドのどちらかのワクチンを打った」状態だそうです。
人口あたりのコロナワクチン接種率が「世界一」であるはずですが、新たな感染増加に歯止がかからず、5月15日には、100万人あたりの感染確認数が 4000人を超えたそうです。
これが魔の二週間の影響なのか中国製ワクチンが効果がないだけなのかはわからないのですが。
なお、セーシェルは観光で経済が成り立っている国であり、今回の感染拡大を受けた中でも海外からの観光客を全面的に受けいれていて、現在セーシェルを観光で訪れているのは、ロシア、イスラエル、アラブ首長国連邦の参加国が上位三か国だそうで。
そしてロシアはロシア製スプートニクV、イスラエルは米ファイザー、アラブ首長国連邦は中国シノファームのワクチンを接種しているわけですが、スプートニクVはウィルスベクター、ファイザーはmRNA、シノファームは不活性化とそれぞれ違うのですね。
ちなみにアメリカでは2億8200万人がワクチンを接種していますが、米CDC有害事象報告システムの5月14日までのワクチン接種後の有害事象報告数は 22万7805件、死亡例は 4201件。
重症事例が1万8,528件
そのうち永続的な障害が2,719件
緊急病院に搬送が29,669件
入院が12,589件
生命への脅威が3,868件
それに加えて
妊娠/ 胎児への影響が1,189件そのうち流産と早産は31件
アナフィラキシー反応が65,854件
血栓 / 血液凝固 / 血小板減少が3,758件
だそうです。
これはあくまでも公式に認められた数字だけなので実際はもっと多いかもしれません。
また接種が始まったばかりの12歳から17歳の有害事象報告は943件でそのうち 23件が重症とのこと。
一方中国製ワクチンは不活性化ワクチンなのでこういった深刻な副症状はほとんどないようです。
ブラジルでの治験で死亡例が出たのはワクチンと無関係のようです。
とはいえ上海の病院で中国製新型コロナウイルスのワクチンを接種した後4日後に死亡した韓国人女性の例もあるので何とも言えませんが。
まだわかりませんが最終的には中国の不活性化ワクチンは細胞への侵入も増殖もしないため、人間の脳や膵臓・脾臓に深刻なダメージを起こすことはあり得ないので、5年後くらいには独り勝ちしている可能性もありそうです。
さらに中国では軍人や社会維持に必要な最低限のエッセンシャルワーカー以外にはそもそもワクチン接種自体を行っていないので、そもそもワクチンの副反応を気にする必要がほとんどなかったりするんですよね。
むろん中国にインド株が流入して感染大爆発などということになればまた話は別でしょうけど。