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ZERO  作者: 安藤翼
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超能力が全てのこの世界でその全てを持たない少年はなにを思う

この物語は妄想によって作られており、著者の国語力が著しく欠如している為、文がたまに不自然になっている部分があります。

又、この物語は異能力系の有名所の僕のヒーローアカデミア、とあるシリーズと被ってる部分が多々ありますが、暖かい目で見守って頂けるとありがたいです。

プロローグ



地球ーーー

 この星には人間という、集団で群れをなし、自らの頭脳で文明を開花させ、この星を統べる生き物がいる。

 この生き物は同種で支え合い、今も尚、この地球という惑星の王に君臨している。

 そして人間は皆、"超能力"という生まれ持って来た才能を持っている。

 だがこの物語の主人公、いや、主人公と言うよりかは人生の負け犬の僕は、全人類が持つ筈の"超能力"を所持していない。

 "超能力"とは先程話した様に生まれ持って来た才能と言ったがその"超能力"が発現するのは人間の鳩尾にある小さな球体の様な物、"コア"から出来ており、この"コア"は、"魂と等価値"なのである。つまりこの"コア"が存在しない人間は"超能力"が使える以前にまず、生きてはいない。

 僕の場合は"コア"があるが能力が存在しない。それなのに何故か、生きている。

 何故"超能力"を所持していないかが分かるかって?それはこの"コア"は性質上、能力によって色が変わるのだが、僕の場合は無色、そしてこの世界では能力を使っての授業など、"超能力"がこの世には欠かせない存在となり、学校などでは"超能力"なども成績に付く

その為授業で能力を使う時に僕は能力を出せず、その時に無能力者だとはっきり痛感した。

 他にも"コア"が同じ色だけど能力が使える奴がいるかもしれないだって?残念だけどこの世界では国籍にちゃんと能力名や、"コア"の色が書かれたりして、この世界には無色の"コア"の能力者なんぞ存在しなかった。

 この物語はそんな無能力者の僕の

この世界での生きた証ーー




第一章



さっき読んだ人なら分かる通り僕は無能力者だが生きており死人となんら変わりはないが、勿論、学校には行かされてる。そりゃそうだ、そう法律で決まってるからだ。

 そう言えば僕の名前を言い忘れてたね。僕の名前は能無(のうむ) (はじめ)14歳。

 僕は須切(すせつ)中学と言う何処にでもある様な学校に通ってるがさっきも言った通り僕は無能力者な為、この学校では教師からは問題児扱い、生徒からは人として接してもらえない、まるで異形の生物を殺そうとするかの様に…

 でも学校内では僕を友人として接してくれる人も少なからずいる

 その生徒の名は灼刃(やいば) 蒼誠(そうせい)

蒼誠の能力は「ブレードクリエイト」

 体から刃物を製造する事が可能で、爪の刃だったり手首から製造したりする事も可能である

 蒼誠はその能力から優等生でもありその中性的な見た目から、クラスの人気者でもある。そして昔からの幼馴染みだ。

 「始!また能力テストの評価Aだった!」

 蒼誠が僕に能力テストの結果を言ってくる。

 「ま〜た嫌味か?けど、相変わらず凄いなぁ…蒼誠は…」

 僕は蒼誠のテスト結果への感想を述べてみる。

 「何言ってんのさ!始だったらきっといつか"超能力"が発現して、凄い能力者になれる事間違い無しだよ!」

 「いつなんだろうな…その発現する時が…」

 蒼誠からの励ましの言葉を聞いて僕はそう答えた。

 こう言う平和な日々が続いてくれれば良いのになぁ…

 「あ!そろそろ体育館に移動する時間だ!んじゃまた後で!」

 そう言うと、蒼誠は急いで教室から出た。

 「オイ!」

 僕は、呼ばれたのは自分ではないと自分に言い聞かせ、教科書を持って行こうとした

 「オマエだよオマエ、無能力者の無能クン♪」

 コイツは冬月(とうけつ) (れい)。冬月の能力はフリーズドライ、ありとあらゆる物質を凍結したり、凍結乾燥させたりする様な使い勝手の良い能力で能力の評価は良いが、普段の素行の悪さから、問題児扱いされている。

 「僕になんか用か冬月。」

 と僕は質問する

 「キミ、無能力者だからって、能力面以外で努力してる様だけど、無駄だよ。

 何故ならこの世は"超能力"によって動かされているその原動力を持たないキミには所詮他が出来ようが意味のない事だ、諦めるんだね。」

と気味の悪い笑い声で冬月が言いかけた

 「だからどうした、他の面が出来るならその分野で活躍出来るじゃないのか?」

と僕は反論する

 「ハッ!そうやって吠えてれば良いよ。

 いずれ君は後悔する事になる。それを忘れない事ね。」

と冬月が圧をかけるかの様に言い、去っていった、 

 次の授業は能力を使用した体育だった。僕は能力使えないけどな。

 体育での生徒は皆楽しそうに、授業を受けながら能力を使用していた。

 もし僕にも能力があったらこんな事になってはいなかったのかなぁ…

 けど、能力を所持してるからこそ巻き込まれるトラブルだってあるかもしれない。

 何かを代償にしなければ、何かを手に入れる事は出来ないとは正にこの事か…

 「僕も能力があればなぁ…」

 そう僕が呟いた途端、

 校庭に謎の人型の異形な形をした肉塊の様な生物とはとても言えない"何か"が現れた。

 この時の僕は思いもよらなかっただろう…

まさかこの出来事が、自分の人生を大きく変えるなんて…




第二章



なんだコイツ!?肉塊?肉質操作系か肉塊を出したりする系の能力なのか!?いやまず生き物なのか!?いやそんな事よりもまず落ち着いて外見を確かめよう。

 鳩尾にコアがあるから少なくとも人間だ。と言う事はやはり肉質操作系か肉塊を出す能力者か。

「ほう。やはりいたか、全国能力ランキング6位、灼刃 蒼誠」

 そう肉塊の様な生物が喋った。

 「コイツ、灼刃のランキングを知ってるのか。」

 全国能力ランキングとはこの世界の老若男女問わずに行われる能力の実力をランキング付けた試験だが試験をするには条件がある為ランキングは上位10以降はちょくちょく変わったりする因みに1位はどっかの風の噂だが手足を使わずに数秒でマフィアや裏組織などを壊滅させたらしい。

 まぁ本当かどうかは知らないけどね。

 「何の様だ。世界7位。ワーシャ・グシュル。

 能力はミートタイタン。肉質を操作でき肉塊などを出す事が出来今言った物全てのサイズを操る事ができる。だがしかしサイズや肉質の操作には限度がある。」

 と蒼誠は第7位の能力について喋った。

 「おっと。これは御丁寧に俺の能力を解説してくれて。トテモアリガタイ。」

 と第7位は呑気にそう言った。

 おかしい。何故アイツはコアがドス黒いのに生きているんだ。

 コアは色によって能力は様々だと言った筈だ。だがしかし人間はコアがあるまま死んだ場合コアが黒く変色する。つまりアイツは既に死んでいる事になる。なのに何故アイツは能力が使えて尚且つ生きている!?

 「なんでお前がここにいて、コアが黒いのにも関わらず能力が使えて、しかも肉塊のサイズが限界よりもデカいのか、その事についてとても不思議だが今はそんな事はどうでも良い。もしかしたらここでテロを起こそうと言う考えなら、お前をここで叩きのめす!」

 と蒼誠は臨戦態勢に入りながら言った。

 「おっと!?目的がバレちゃった感じィ!?これじゃ一番戦力になる奴を簡単にツブせないヤツじゃん!?」

 と第7位は軽いノリで反応した。

 「いつまでそんなノリでいられるかな?」

 と蒼誠は体内から製造した剣を無数に出し第位の体に突き刺した。はずだった

 「何ッ!?」

 と蒼誠は驚愕した。

 「自分で能力解説した挙句、その能力に引っかかるとはねぇ…」

 と第7位は予想が的中したかの様に嬉しそうな顔をしたのだと思うが顔が能力によって肉に埋もれてる為どうかは分からない。

 「普段の俺だったら負けていた、だがしかし!"アイツ"の"ある薬"のおかげで俺は勝てるッ!」

 と勝利を確信している。

 「"あの薬"って一体何の事だ?」

 「お前も"あの薬に興味があるのか?

マァ、そんな事どうでもいいガナ、話してやるヨ。」

 と第7位はそう言った

 何だ?何故アイツはたまに言葉が不自由なようになるんだ?

 と僕は不思議そうに思った 

 「マァ、これを知ったとしても、オマエラはここで今から死ぬガナ」

 と第7位は豪語したーーー




第三章



  第7位が遂に何故こんな姿なのかと言う理由を話した

 「アレは丁度イマから2日程前の出来事だった。

 俺はいつものように俺より上のオマエラに劣等感を抱き、荒れていた時だった。突然謎の黒い布を被ってた男によくわからない"注射器の様な物"を渡された。

その時、謎の男がこう言った。」


回想ーー


 「オマエハジブンヨリモツヨイヤツ二レットウカンヲイダイテルヨウダナ。」

 と謎の男がグシュルの現状についての悩みを

言った

 「何でそんな事知ってるんだ?アンタなにモンだ?」

 とグシュルが訪ねた

 「サイキョウヲメザスモノニタイシ、ナヲナノルシカクナドナイ。」

 と謎の男が答えた

 「そうかい。まぁあんたの名前なんて知った所でどうだって良いしな。

 それでなんの様だ。」

 とグシュルが言った。 

 「オマエハコノナヤミヲケシサルホウホウ。ソウ、サイキョウニナルキハナイカ?」

 と謎の男が訪ねた。

 「ふん。面白そうだな。

 でどうなるんだその最強に。」

 とグシュルは興味を示した。

 「カンタンダ。オマエガオマエヨリランキングガウエノアイテヲ、ミナゴロシニスレバイイ。コノクスリヲツカッテナ。」 

 と謎の男が口元をニヤリとしながら答えた。

 「ヘェ〜それを使えば簡単に強くなれるのか、どこにその薬品を注入すれば良いんだ?」

 とグシュルが薬品の使用方法について尋ねた。

 「コアニチュウシャキヲサシ、ソノママヤクヒンヲイレル。

 チョウドコノクスリヲケンキュウシテタトコロデナ、トクベツ二コノクスリハオマエデサイショデサイゴダ。

コノクスリヲツカッタナラカナラズサイキョウ二ナレヨ。」

 と謎の男は意味深な発言をした

 「そうかい。言われなくても、最強になってやるさ!」

 と言いグシュルは薬品を投与した。

 「なんだ!?この感じ!?

今ならまるでなんでも出来そうだ!

 先ずは第6位、灼刃 蒼誠!

お前を殺す!!!!」




第四章



 「と、言う訳だ。

 だから大人しくツブされてくんネェかなァ?」

とグシュルは言った

 「薬物に手を染めた癖に最強になる為に、黙ってお前に殺されろだと?」

 と蒼誠は殺気立った

 「巫山戯るな!

 お前は!イカサマをして最強をめざしている。

 お前の様な、能力を犯罪に使う奴に能力を使う価値などない!

 お前は道を外した、だから…今ここで…

この僕が…

 裁いてやる!」

 と蒼誠は言い自分の首に巻いていたペンダントを取り出し、手で強く握った

 「まさか…蒼誠…死ぬ覚悟で行くのか?

 よせ!今の蒼誠には無理だ!」

 と始は蒼誠の負けを予想してるかの様に言った

 「大丈夫だよ、始。

 裁くとは言ったが、確かにこの戦いは敗けるかもしれない。でも、僕が負けてもその後に誰かが来てくれるかもしれない。

 そして敗けはしたものの、アイツの体力を少しでも減らせれば良いんだ。

 主役としてじゃなく、補助役として頑張れるなら、僕はそれで良いかな」

 と蒼誠はまるで自らの死を諭したかの様に言った。

 蒼誠が遂に死ぬ覚悟になった。

 何故それがわかるか?

 実は、この世界では8年前にある人の能力暴走からの能力の悪用によって沢山の死者を出した悲劇があったんだ。

 「圧縮障壁大災害」例の悲劇の事を、僕達はそう呼んでる。

 ある日本の実験室で、とても残酷な人体実験が行われていたんだその実験体の本名は

 透物 科学

 コイツは元々透明な謎の物質を生み出せるという能力所持していた、それを進化させて、透明な斥力場を生み出す為の実験があり、その実験は実験体が途中で生き絶えた為、失敗かに思われた、だがしかし、そこから悲劇が起こったのだった。

 完全に生き絶えたかと思われた透物だが実験によって進化したはずが暴走し、透明なバリアを張るだけでなく、そのバリアの形を変え、武器にするなどという能力になり、その能力が透物の魂とコアに執着し、生き返りその復讐としてこの世界に存在する人間全てを滅ぼすかの如く破壊していったが謎の龍のような男が現れ、

その男が瞬く間に透物を瀕死へ追い込み、その男は透物と同じく、見る間もなく何処かへと消え去った。

 その時に僕と蒼誠は家にいたのだがその時、不幸にも家に透物が通りかかってしまい、僕と蒼誠の家族は僕達以外全員皆殺しにされた。

 そして僕達も殺される瞬間にその男が現れ、例の戦いが起こった。

 実はその後、消え去ったと言ったがその消え去る瞬間に、男はそう言ったんだ。

 「たとえ、どれ程絶望的な状況であろうと、決して諦めるな、希望を捨てるな、そうすればきっと私が君達を助けてあげよう」

 とね。翌日、僕達は互いに家族がいなくて生活が出来ないかと思われたらある人から家、最低限生活出来る程の財産、がその人から渡された、その時僕と蒼誠は決して見逃さなかった。

 その男こそ例の男だと。

 その事件をきっかけにその男を尊敬し、蒼誠は龍の紋章が刻まれたペンダントをつけるようになった。

 つまり蒼誠が命の恩人を思い、戦うって事は蒼誠はもう死ぬ覚悟が出来てる訳だ。

 「絶対に!死なないで、蒼誠!」

 と僕は言った

 「当たり前だよ。始を残して、死ねる訳ないじゃん!」





今回はこの作品を読んで下さりありがとうございます。

元々はほんの出来心で思いついた物語で、

思い切ってどうせならチート能力にしようかと思いましたが、最初からチートでは、面白くない!と思い、無能力者としての設定にしました。

こんな妄想100%の小説を読んで下さり、誠に有難う御座います。

感謝感激です。

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