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2話目 冒険者になりたいのならクイズ大会に出ろ

司会 「ネイオンさんの勝利ーーーー」


司会 「決勝戦はここで(おこな)うのでネイオンさんはこのままお待ちください」


❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖


 約5分後


司会 「おーと出てきたぞ!今大会もう一人の準決勝勝利者{武者震(むしゃぶる)いざえもんさん}だー」


ネイオン うわ!さむらいだ!刀がない以外(さむらい)だ!


司会 「あのー武者震(むしゃぶる)いざえもんさん?今大会の意気込(いきご)みお聞きしてもよろしいでしょうか?」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「拙者(せっしゃ)長男で家族が六人、一番下の子はまだ1歳でござる。毎日毎日親は夜遅くまで働いていてそれでもやっとの思いで食べさせてあげられるご飯はちゃんこ鍋」


ネイオン どうしてちゃんこ?


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「そんな時この大会のことを耳にしたでござる。この大会で優勝すれば賞金10万円」


ネイオン え!そんなに出たのこの大会。


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「家族みんな寒い時期は家で震えるばかり」


ネイオン 「武者震(むしゃぶる)というか寒さで震えてるだけじゃねーか」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「不幸中(ふこうちゅう)(さいわ)いか拙者(せっしゃ)は二次元に強いでござる。家族にもっと美味(おい)しい高価なちゃんこを食べさせてあげるためにもこの大会絶対優勝するでござる」


ネイオン いやちゃんこ以外のものも食わしてやれよ!



司会 「な~るほど~そうでしたか。でわでわぁあやっとです。お待たせしました!!!ファイナル決勝戦の開幕(かいまく)でーーーーーす」


 わーわーわー観客が()り上がる


ネイオン 「いや司会もっといいコメントしろよ!てきとうすぎだろ!!」


 観客が熱く燃え上がる。


ネイオン 「始まっちゃったよ」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「ネイオンくん君のクイズ、見てたよ。あのソード●ー●・オンラインの問題を一瞬(いっしゅん)()くなんてなかなかやるじゃないか。でもね、君がどんなにすごかろうと拙者(せっしゃ)(かつ)んだ。全力で行くよ」


ネイオン 「あなたがこの大会へ強い意志(いし)を持ってきていることは(みと)めましょう。でも、俺はあなた以上に勝気(かつき)でいますよ。俺だって全力で行きます」


 二人は手を取り合って握手した。


司会 「では、和枠寧穏(わわくねいおん)武者震(むしゃぶる)いざえもんさん準備はよろしいですか?」


 「「はい」」二人は返事(へんじ)をした。


司会 「では、問題です!」


司会 「問題、、、、第100回AKP(エーケーピー)48(フォーティーエイト)世界選抜総選挙で丁度(ちょうど)100位になったアイドルの名前をフルネームで答えよ」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「ぬぅのぉぉぉぉぉぉぉぉぉおおおおおおおおおおおおおお!!!!」


ネイオン 「知らねぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「拙者(せっしゃ)三次元の問題は無理でござるぅぅぅぅぅぅぅぅ!!!!」


司会 「おっおと、両者(りょうしゃ)とも頭を(かか)えてもがいているぅぅぅぅ!!やはり最終問題、精神的(せいしんてき)にもきているようだ!」


ネイオン 「くっそーAKP(エーケーピー)ってなにーーーーー」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「ぬぬぬぅぅぅぅううううううう!!!!」


ネイオン まずは落ち着け俺!。そうとうとり(みだ)してしまったが現状わからないのはこの(さむらい)も同じようだ。冷静(れいせい)にゆっくり問題を解いていこう。え~と問題なんだっけ?たしか、第100回AKP(エーケーピー)48(フォーティーエイト)世界選抜総選挙で丁度(ちょうど)100位になったアイドルの名前をフルネームで答えよ。だったか、・・・・・・・やぱ、むりぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!そんなの知るわけないじゃん!二次元の問題出せよ!くっそー専門外(せんもんがい)だ。だいいち俺こんなアイドルグループ知らないし。・・でもどっかで聞いたことあるんだよなぁ。


 「ネイィィィィィ」


ネイオン なんだ今の声?


 ネイオンは気になって声のした(ほう)を見てみると


ネイオン 「あ!トキコだ!おぉぉーーい」


 ネイオンはトキコのいる観客席の方へ返事をした。


トキコ 「ネイイィィィィィAKP(エーケーピー)48(フォーティーエイト)聞いたことあるでしょ!知ってるのを言ってぇええ」


司会 「そこのあなた、ヒントを出したらルール違反(いはん)で負けになりますよ!でも今のはヒントになっていないのでセーフです」


トキコ 「すみません」


ネイオン 「トキコありがとぉぉぉ」


ネイオン 知ってるのを言ってっか、う~~~んAKP(エーケーピー)48(フォーティーエイト)どこで聞いただろう?


 

「おい・ら!」、「こた・・え」、「ゆる・・いぞ!」


ネイオン なんか怒ってる人いるなぁ。なんかあったのか?


 ネイオンは怒っていいる人の方向(ほうこう)へ目をやった。するとそこには見覚(みおぼ)えのあるネイオンがあまり好きではない(やつ)の顔があった。その瞬間頭の中を何かが横切(よこぎ)るような感覚に(おそ)われた。


ネイオン 「クラスの男子A・・・」


❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖


クラスの男子A 「これはなぁ、人気アイドルグループのAKP(エーケーピー)48(フォーティーエイト)児玉雫(こだましずく)ちゃんだよ!知ってる?」


 「「知らない」」二人はそう答えた。


❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖ ❖


 ピンポッンッッ


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「なに!わかったでござるか!!」


司会 「ネイオンさんお答えください!」


ネイオン 「児玉雫(こだましずく)


 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」


司会 「・・・・・」


司会 「正解でぇええーーーーーーーーーーーーーす」


 「わーわーーーーわーーーー」会場が盛り上がる中クラスの男子Aはグットサインをしている。


司会 「ネイオンさんみごと正解しましたねぇ。大会優勝おめでとうございます。何か一言もらえませんか?」


ネイオン 「そうですねぇ。みんなありがとう。そして、児玉雫(こだましずく)人気でなっかったね」


司会 「な~るほど~そうでしたね。ではネイオンさんには後日(ごじつ)優勝賞品である10万円とトマヤの新型車を送りたいと思いま~す」


ネイオン 「え?新型車?俺車なんて乗れないけど」


司会 「ならこの機会に運転免許(めんきょ)でも取ったらどうですか?持っているだけでも身分証(みぶんしょう)にもなって便利(べんり)ですよ」


ネイオン 「俺18歳以下なんですけど」


司会 「・・・」


 「・・・」


司会 「・・・そうですよね。見た目的に私、ずっとそうなんじゃないかなぁ~って思ってました。でも司会が仕事だからそれ以外やらなくていいかなぁって思ってたんです」


ネイオン 「そうですか」


司会 「・・・あの~~~この大会18歳以下は参加できないんですよ」


ネイオン 「え?・・・それほんとですか?」


司会 「はい」


司会 「いろいろありまして、やっぱり優勝は武者震(むしゃぶる)いざえもんぅぅぅぅぅ」


ネイオン 「えええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」


武者震(むしゃぶる)いざえもん 「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!」


司会 「おめでとうございます。武者震(むしゃぶる)いざえもんさん。優勝して一言・・・」


ネイオン 「うそぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!!!!」


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