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テスト投稿:創作にまつわる思い出話

作者: 菊地 啓一

さて、ふた昔も前なら、机に向かいCRTモニタのパソコンのテキストエディタを起動して、なんぞやキーを叩いてみるか、となる所であるが。

今は進歩したテクノロジーによって、電車の中でスマートフォンを使ってものを書いている。

いやはや、ワープロは遠くになりにけり、だ。いや違うか。


WEB小説というものに初めて触れたのは、当時社会現象とも言われたロボットアニメの二時創作からであった。

奇しくも、その作品の主人公と同じ14(ちゅうがくにねんせい)の頃の出来事だった。

真面目に勉強する気もなかった与太郎であった僕は、睡眠時間以外全てを、アニメ観賞と二次創作活動に費やしたのだ。

と説明したなら、さぞかし立派な、あるいは、マトモな作品を書けた様に見えるが、実は全くもってそうではなかった。

むしろ、その逆。一度読み返せば、WWW.に対して破壊衝動が生まれ、でなければ、自殺用のコミケカタログを用意してしまいかねない代物でしかなかったのだ。

理由は単純で、僕は小説を書くにあたって、お手本となるべき文章を持たなかったのだ。

自分のイメージを他者に伝える。

それすら出来ていない、小学生の作文以下の文章を、インターネットでみんながやってるから僕もやる。その程度の気持ちで、全世界(アクセス可能という意味で)へ、撒き散らしていたのだ。

よし、ころそう。


結局、中学生時代の全てと、高校生の初め頃まで間抜けを晒したわけだが……それで得たのは、創作物に対して反応が返ってくる事の喜びだった。

厚かましくも、感想が望める場所に投稿すれば、奇特な、時には悪辣な読者が、この未熟者を啓蒙してやろうと、反応して頂けることがあったのだ。

更に稀なことだったが、好意的な感想をいただくこともあった。

今でも、僕の文章で喜んで貰えたことは、良く覚えている。

だから、こうやって消したい過去があることも、良いことなんだと考える様になった。


ーー弱いオチにてテスト投稿終わり。




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