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神々の庭のクロニクル  作者: 御神楽てるよふ
黎明の皇国、ふたりの少女
1/13

序 桜の森の中で

 そこは、村から少し山を分け入ったところにある泉だった。 清冽せいれつな水がこんこんと湧き出でるそこは、村人たちののどうるおし、作物に恵みをもたらす、まさに命の泉だ。 村人たちは感謝の念からここに小さなやしろを建て、きっと存在するに違いない、自分たちに恵みを与えてくれる泉の神を祭った。

 そんな、どこにだってありそうな、何の変哲も無い泉のかたわらの石に、今は齢十ほどの少年が腰掛けている。

 彼は何をするでもなく、所々こけむした石の上に半刻ほどの間座って、ぼうっと目の前の景色を眺めていた。

 季節は初春、鳥たちが歌を詠い、木々の隙間からは柔らかな日差しが降り注ぐ。 泉は雪解けで水量を増し、涼やかな音を立てて村へと続く小川に水を注ぎ込む。 その向こうでは朱が剥げかけて煤けてしまった鳥居と、柱が少し歪んでいる社が、木立の間から姿を見せている。

 彼がこんな場所にいる意味は、たいした事ではない。

 きっかけは、ほんの些細ささいなこと。 いつもの調子で始まった親との口喧嘩げんかが怒鳴り合いになり、つい勢いで家を飛び出した。 よくある事だ。 その後、しばらく村の中をぶらついたが、どうにも居心地が悪い。 そこで、ほとぼりが冷めるまでこの場所に居ようと思ったのだ。

 一緒に遊ぶ仲間たちには馬鹿にされるので言わないが、彼はこの静謐せいひつな神域で、いつも変わらない水音と、季節ごとに変化する種々の音を聴き、そして風景を眺めるのが好きだった。

 そろそろ、戻っても大丈夫だろうか。 もしかしたら、自分が戻らない事で不安になった両親が探しに出る頃かもしれない。

 なんにせよ、一発殴られて、謝って、頭を撫でられて、それで終わりだ。

 そんな事を考えながら、彼は腰を上げた。

 ――かさり、と言う音。

 自分が立てたものではない。 ――ふと、月に一度やってくる行商人が、最近は動物が減った代わりに、物の怪が昼間から出るようになった、と言っていたのを思い出した。 まさかこの場所で、と思ったが、何とも言えぬ寒気が背中を駆け上がってゆくのがはっきりとわかって、彼は急にこの静寂が恐ろしくなった。

 また――かさり、という音。

 ぞくり、と肩が震えた。 冷たい汗が全身から噴き出し、夏の木漏れ日が降り注ぐ中、彼の足はまるで真冬に放り出されたかのようにがくがくと震える。 彼はこの場から離れようと懸命にそれを動かしたが、もつれた足が木の根に絡まって彼は前につんのめり、意に反して彼の身体は宙に投げ出された。

 一瞬の浮遊感、そして足首に何かの感触。

 覚悟して目を瞑っていた落下と激突はいつまでも起こらず、代わりに脚が引っ張られる痛みとさらなる浮遊感を得た彼は目を開き、恐れと戸惑いが入り混じった表情をしてあたりを見回す。

 そして認識した、自分は今宙に浮いていると。

「ぇ……」

 漏れる声には狼狽ろうばいが色濃かったが、それでも足首に巻き付いている、固く、節くれだった長いものが自分を宙にぶら下げているという事くらいは理解ができた。 それが何なのかは理解の埒外らちがいだったが。

 ――風もないのに、木々の葉がざあと揺れる。

 それが何か、とても恐ろしいことのように感じて、彼は蒼白そうはくな顔で悲鳴をあげた。

 懸命けんめいに空中でもがいて、足に絡みついたものからなんとか逃れようとするが、それは非常に強靭きょうじんで、千切れも緩みもせず、かえって締め付ける力が強まるばかり。 さらに木々の隙間から長く細い何かが突然伸び、宙吊りの彼の手を絡め取った。 今度は彼にも、それが何かたやすく分かった。

 枝だ。 何本もの細い枝が絡み合って、まるで縄か、腕のようになっているのだった。 辺りを見回せば、同じような物が何本と彼に向かって伸びてきていた。 おぞましい光景に、彼は意識を手放しそうになるが、本能的に意識される死への恐怖と、抵抗の意思が彼の気を保たせていた。

 ……それは典型的な樹妖だった。 年経た老木が濃すぎる霊子エーテルに中てられて原始的な意思を持った妖物で、夜の間に動き回り、昼には周囲に広く放射状の根を張って獲物がかかるのを待つ。 獲物は周囲の木々を操って作った腕で本体の場所まで運び、そこで獲物の身体から霊子エーテルを吸うのである。

 少年の全身を絡めとろうと迫ってくる、茶色く節くれ立った硬い腕。 彼は魔手から逃れようと、目から涙をこぼして泣きじゃくりながら、必死に拘束されていない方の手足をばたつかせるが、無為なことだった。 四肢から、次第に力が抜けてゆく。 諦念ていねんに支配されつつある意識で、彼は全身に絡みついた腕が自分を何処かへ運んで行くのを感じていた――。



 *****



 ……樹妖は、獲物を捕らえている間はそちらに注意が向き、周囲に対して無警戒になる。

  ゆえに、その樹妖は知らなかった。 樹妖が少年を捕らえる瞬間を、たまたま目にした人間が、二人存在したことを。 まして、そのうち一人が、自身にとってきわめて剣呑な存在であることなど。



 *****



「いま助ける」

 遠くから風が運んできた声で、少年ははたと目をました。 見上げれば木漏れ日が降り注ぐ春の森の情景が広がり、その中でこの長閑のどかな情景にはおよそ似つかわしくない褐色かっしょく蝕腕しょくわんが不気味にうごめいている。

 四本あるそれらの先端は、少年の四肢を固く捕えて離さない。 今まさに、自分は化け物の餌になりかけているのだ、と、少年はすぐ解した。

 しかし、不思議と恐怖はない。 目覚める瞬間に聞こえた声が、奇妙な安心感を彼に与えているのだった。 誰の声かも、そのことが本当かもわからないというのに。

 ――音が、した。 下草を掻き分ける誰かの足音と、金属が擦れる耳障りな音と、そして、なにかが空を斬る音。

 同時に、少年は見た。 草むらの中から飛び出してきた誰かが、跳躍ちょうやくの頂点で陽光に煌く刀を抜き放ち、大上段に構えたそれを一直線に振り下ろす姿を。

 刹那せつな、乾いた音を立て、少年を拘束していたものが根元から切り落とされた。

「わっ!?」

 受身を取り損ね、思い切り尻餅をついてしまう。 痛む腰をさすっていると、「大丈夫か」という言葉とともに、すっと手が差し伸べられた。 はっとして見上げれば、視線の先には、まだあどけなさを残す、美しい少女の顔がある。

 少年よりも幾分か年上だろうか。 つややかな黒髪を後頭部でまとめた、いわゆるポニー・テールに、端整な目鼻立ち。 人間の耳のかわりに、短い毛で覆われたものがあり、上衣の裾からはふさふさとした尻尾がのぞいている。 見下ろす藤色の瞳の視線と自分のそれがかちあって、思わず少年は赤面した。

「立てるか?」

「こ、こんなん平気だっ」

 続いた問いに、思わず彼は少女の手を振り払って飛び起きてしまう。 一瞬、悪い事をしたかな、とも思ったが、当の少女はそれを気にした風もなく、「そうか、なら良かった」とだけ言って、旅人風の装束に包まれた身をひるがえした。

 そこに聞こえた――かさり、という音。 少年は反射的に身をこわばらせたが、少女は恐れはしなかった。 代わりに左手に持った白刃を油断無く構え、背後の少年に声をかける。

「動けるか」

「ちょっと……無理、っぽい」

 足がすくんで動けない。 少年はよろよろと地面に膝をついた。 全てをこの見知らぬ少女に任せるしかない、情けない自分を歯痒はがゆく思いながら。

「なら、そこでじっとしていたほうがいい」

 木々が、不気味にざわめく。 森全体がうごめいているような錯覚の中、少女の周囲だけはぐような静けさを保っている。 ゆっくりと息を吸い、眼を閉じて、集中しているように少年には見えた。

 その目がかっと見開かれたとき、少女の気配は静から動へと転ずる。

「はッ!」

 気合と共に、銀光が三度立て続けに奔った。 空を断つ音に続いて、木を砕く乾いた音が連続して響く。 さらに、後方から少年を狙っていた蝕腕を返す一刀で叩き斬り、彼女はふと表情を崩した。

「そうだ、まだ名乗ってなかったな――ちっ」

 名乗りかけたところでなにかに気が付いた彼女は舌打ちし、前方から襲い掛かってくる、刃と化した木の葉の群れを、大振りの生み出す剣圧で一息にぎ払った。

「輝夜。 冴月輝夜さえつき かぐやだ」

 少年の目の前の肩越しに投げかけられた声は、りんとして鋭かった。 覗く頬には一筋の傷が走り、赤いものがつつと垂れ始めている。

「俺は……」

 異性に名を問われて名乗る気恥ずかしさ、窮地きゅうちにあって何もできないもどかしさで頭がいっぱいになりながらも、少年は声をひねり出そうとした、が――

「危ないッ!」

 警告の声に、彼は未だ力が残っている腕をバネにして、後方に飛び退いた。 それに輝夜が続き、直後、鞭のようにしなる枝が振り下ろされ、二人が半秒前まで居た場所を打ち据える。

 続けてもう一度振り下ろされた枝を、白刃が断ち斬り、さらに輝夜は追撃とばかりに、未だ姿を見せない妖樹の本体が居るであろう森の奥に向けて、剣気の刃を放つ。

「届かんか!」

 枝葉に阻まれ、徐々に勢いを失う刃を見て、悔しげに舌打ちをする少女。 敵の攻撃はことごとく防ぎ、しかし敵に決定打は与えられない状況。 その様子からして、彼女に疲労が蓄積ちくせきしてきているということは少年にもわかった。

「だ、大丈夫なのかよ」

「正直に言うと、このままではまずい」

 返ってきた答えは予想通りのもので、少年が感じたのは、落胆というより納得だった。

「逃れるには、奴の手の届かないところまで一気に走るしかない」

「でも、それじゃあ、輝夜は!」

「心配するな。 なんとかなる……なんとかしてくださる。 だから今は、とりあえず立って走れ!」

 言って、いつのまにか少年の後ろに回っていた輝夜は少年の背中を軽くはたいた。 慌てた声を上げて転がるように走り出す少年の後を、彼女は攻撃の来る方向に正対したまま、後ろに飛び退きながら追う。

「頼みます……!」

 つぶやいて、彼女は一瞬だけ、森の入り口の方向に視線を向けた。



 *****



「やっぱり、輝夜一人じゃ手に負えないか……」

 苦笑気味の声。 泉の水を弄んでいた白い手が引き抜かれ、そのまま髪をき揚げる。

「そうね、後は任されてあげようじゃあないの」

 不敵に微笑んで、彼女は腰掛けていた泉際の石から優美な動作で立ち上がった。

 その視線の先には、此方こなた向けて必死に走り続ける少年の姿――。



 *****



「あと少し、あと少し、あとすこし、あとす、すこし……!!」

 徐々に言葉の体をなさなくなってくる声。 うわごとのように呟きながら、少年はひたすら光の見える方に向かって走り続ける。

「……!」

 森を、抜けた。 一気に視界が開けたそこは、清らかな水がこんこんと湧き出す泉、古びた社、煤けた鳥居――最初に少年が居た場所だ。

「戻って、きた……」

 しかし、ここすらも安全ではない。 呼吸を整えてまた走り出そうとして、ふと彼は気が付いた。 泉のほとりに佇む、長身の少女の存在に。

「ぁ」

 思わず、ぽかんと口を開けて固まってしまう。 少年の眼底に刻み付けられた像、少女の容姿は、そうさせるまでに印象的だった。

 その少女が、少年の方を向く。

 腰まで届く、白に近い銀色をした繊細な髪。 淡雪のように白く美しい肌。 鋭角的なあごの線の上には紅色の唇が半月型の笑みの形で存在し、すっと伸びた鼻梁びりょうのやや上方の左右には、煌びやかな、鳩血色の紅玉をはめ込んだかのような瞳が光っている。 白地に群青ぐんじょう色の垂れ布が目立つ道士服の、大きく広がった袖をばさりと打ち鳴らして、彼女は一歩を踏み出し、そして口を開いた。

「輝夜ッ!」

紫苑しおん様ぁッ!」

 鋭く飛んだ呼び声に、答えるもう一つの声。

「後はお任せ致しますッ!」

 ざっ、と木立の中から飛び出してきたのは輝夜。 その背を追うように、刃と化した葉が飛んでくる。

「ふん」

 少女はあざけるように鼻で笑うと、輝夜が自分の傍らに音も無く着地するのを見届けてから、右腕を高く掲げ、そして指を一つ、ぱちん、と鳴らした。

「……!」

 少年は瞠目どうもくした。 ただそれだけの動作で、女性の眼前に赤々と燃える炎が渦巻き、飛来する一群の葉を包み込んだのだ。

 ――魔術。

 意思の力をもって世界に干渉し、思うがままに現象を引き起こす脅威の技術。 その、最も高度で、かつ攻撃的な発動形態のひとつを、少年は今まさに目にしたのだ。

「すげえ……」

 呆然ぼうぜんとする少年を他所に、紫苑と呼ばれた女性は、その指先に小さな炎をまとわせて、ゆっくりと下ろしてゆく。

「まだ安心するのは早いわ、そこの君。 本体が残ってる」

 視線を森の奥に固定したまま、一言。

「君を襲ったのは、樹妖よ。 聞いた事くらいあるんじゃない? 夜な夜なエーテルを求めてさまよう樹の物の怪の話」

「で、でも、ここは」

 この泉の神様をまつった――

「神域だ、って? そうね、でも魔術的な裏付けが一切無い。 そんな、人がただ引いただけの境界線、先方にしてみれば知ったことじゃないのよ」

 素っ気無く言う紫苑は、少年の頭を「馬鹿ね」と言わんばかりにぽん、とはたき、それから豊かな胸の下で腕を組み、傲然ごうぜんと森の奥から迫り来る『それ』を見据えた。

 地面が揺れ動き、何か大きなものが動く気配が伝わってくる――森が今までになく大きな音を立てて鳴動した。

「来るわ」

 がさがさという音に加えての地響きとともに、木々を掻き分け現れたのは、血のように紅い蕾をそこかしこにふくらませた――

「桜?」

 裸の枝に、もう数週間もすれば咲き始めるであろう蕾をつけた、桜の老木だった。 根を足のごとく動かして歩いてきたのか、背後の地面にはそこかしこに穴があいている。

「桜の下には死体が埋まっている。 その血肉を糧として、桜花は紅く美しく色付く……つまらない怪談話ね」

 敵を前にして、彼女の態度は余裕に満ちている。 妖桜は目の前の獲物を捕えようとその枝を振り上げたが、それでも、紫苑は毅然とそこに立っていて――

「捉えた。 術式結界!」

 声と共に、ぱちん、と、指が鳴った。

「!」

「下を向いて目をつぶれ!」

 輝夜の鋭い声と時を同じくして、この泉の周囲の空間全体に等しく、何かが破けるような音が響き渡った。 空間が引き裂かれる音。 強引に作られた裂け目に紫苑の意思が魔力という媒体を通して介入し、その場所に彼女の望みを顕現けんげんさせてゆく。 それは、地面をちろちろとめるように這う、小さな炎となって現れた。

「残念ねぇ、咲けなくて」

 妖樹は周囲の空気が自分への敵意と殺意に塗り潰されたのを感じ取り、根をうごめかせてこの場から逃れようと試みたが、しかしその時、既に結界は完成していた。 地をう炎が描き出したのは、血の色の線が幾重いくえにも重なって複雑な図形を成した魔法陣。 術は成った。 魔法陣の結界は、妖樹を捕えて離す事はない。

「そうね、せめて……」

 魔法陣がくれないの輝きを発し始め、高まってゆく熱は暴風を生み出し、下草や枯れ枝を巻き上げる。 その中で紫苑は右手を天に向けて掲げ、口の端に不敵な笑みを浮かべて言い放った。

「光の華にしてあげるわッ!」

 そして、世界が変容する。 発せられた言霊は式を揺り動かし、世界を侵し塗り潰す。 赤々と輝く魔法陣は黄を経て白へとその色彩を変え、臨界にまで高まった魔力はただ一点を指向して、今まさに解き放たれた。

 極限まで高められた圧力が空気を一時に押し退ける爆音と共に迸ったそれは、炎と形容するには凄まじ過ぎた。 仮にこの場に眼を開けてまざまざとこの光景を見つめる者があったとすれば、この瞬間、その者はしばらくの間光を失う事になったであろう。 そう、それは光り輝く白い闇、とでも呼ぶべきもの。

 光には、熱が続く。 魔法陣のうちという限定空間にあって、それはさながら天を目掛けて昇る焔の龍のようだった。 始原の炎がこの場に現出したかのような灼熱が、哀れな妖樹を瞬く間に包み込み焼き尽くし、そしてそれは断末魔だんまつまはおろか身じろぎ一つする間も与えられず、その存在を終えることになった。

「ふふ……あっはははははは!」

 辺りには、ただ、魔術師の笑い声だけが響いている。

 森に光が満ちてゆく中で、その純白の肌と白銀の髪、そして紅玉の瞳はそれにすら勝って輝き、彼女という存在を圧倒的な威力をもって周囲へと刻み付けていた。

 美しく、気高く、儚げで、苛烈かれつ

 見るものに畏怖いふを抱かせずには居られぬ、自然という名工の手になる美しい彫刻が如き外見の下に、灼熱の獄炎渦巻く少女。

 彼女こそ、応神皇国おうじんこうこく月読宮つくよみのみや家の長女、御神楽紫苑みかぐら しおんであった――。


 後付けの序章でした。

 元は第一話にするつもりで、主人公ふたりの顔見せ話として書いていたものを リサイクルしてみました。 位置づけとしては「お試し版」。

 にしては味が濃すぎる?

 そういう店だということで、これからも読んでいただければ幸いです。

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