群青の中に一人
思いついたタイトルを見ると、とても小説っぽいが、これは自分の日常事実である。
カラオケは、最近時間がなくて行っていない。一人で行くのが好きだ。長時間、一人で歌うとハイになれて、ストレス発散にはもってこいだ。
誰かと行く二人カラオケが次に多いが、一人で行った回数と時間がダントツに多く、長い。
誰かと行った時に、男女の歌手数名の数曲を歌う人だった時に、自分より若い年代の人が、よりによって私は絶対に歌わないし、聞きたくない歌を歌う。若い年代の人達には、その年代の流行りの曲があって、全然知らない歌を歌うはずなのに、それらの曲の1曲ならいいが、数曲歌われると不思議に思う。
そして、この人とは次来ないだろうと思う。実際にそうだ。
私は絶対に、その歌手名と曲名を言わない。
過去に一緒にカラオケに行って、それの一曲も歌わず、自分の好きな新しい曲に挑戦する男の人がいて、内心、おお、この人は何か良いと感心しながら、ブツブツ言いながら突然、自分が歌っている曲を中止してしまうのを見ていた。聞いているので最後まで歌ってくれるといいのにと思った。
カラオケで一人で歌う時も、誰かと歌う時も一人のような気がする。
もう他人を気にする歳でもなく、下手くそな英語で(英語の発音、トーンは日本語と違うので、英語の歌詞の歌は殆ど音がはずれている)歌うが、好きな歌をなるべく同じ音で歌えるようになる練習過程と思って歌う。
練習中は英語が下手でも、音がはずれていても良いし、一人なら尚更だ。
ゴスペルでソプラノ、アルト、テナー、バスで、ソプラノの練習は、マリア・カラスの夜の女王だ。
他の人のは練習ように使った事がないので、その人の声も音の一種なので、練習が必要だろう。
ハイになると歌ってる途中で笑う。
ちょっと喉の調子が良くて、夜の女王のアハハハハハハハ♪の連続で、上手く出来たら、それが可笑しくて、アハハハと笑ったら、どこかの部屋から「笑ってるんじゃないんだよ」と男の人がいうのが聞こえた。
他の部屋の歌など気にしないのが、当たり前の私だが、よく男とかオカマとか、曲ごとに声が男と女、子供と変わるので、そう言われるんだろう。
今年に入って、あるカラオケ屋に二人で行き、部屋に入るとやたら大きな部屋で、隣で「ハロー」と若者男女が言っていた。途中「勝手に録音したけどいいかな?」とか言っていたが、まさか私の歌を録音したんじゃないよな?と思った。
ある英語の歌を久々にノリノリで、低い男の声で歌った。
タバコを吸いに行った時に、若い男の子が前方に座って、タバコを吸いながら、私の股間をじっと見ていた。
よく男、オカマと聞かされたので、今更、気にしなかった。
高校生のおネエちゃん方にナンパされ、地下鉄で中学生か高校生かわからない若い女の子に発情され、ネタフリしてリュックを前からはずさないまま、ダッシュで逃げた事もある。なんとなく女である事がバレたら、彼女が怒り、追いかけられそうな気持ち悪さを感じたので。
群青の中に一人。なんとなく思いついた。周りは群青色で、自分一人を見てみた。私は客観的で、歌は趣味以外のなんでもない。
化粧もせず、特に何も考えてない。一人で歌うときは特に何も考えない。ただハイになると気持ち良い。
今は暇がないし、仕事で疲れているので、家で小さな声で(出せる場所じゃないと普段の歌声は出せない)歌う。英語の歌だと声が大きくなるので、小さく歌うなら日本語の歌だ。




