駆逐されちゃって寂しい食べ物とかの話
とろけるプリンが流行った時期がかつてあった。
当時どこのお店でも売ってるのはトロトロ食感のプリンばかりで(プッチンなプリン風ゼリーは除く)、 私の好物であるちょっとかためのカスタードプリンが全然売っていなくて悲しい思いをした。
少し前にかためのプリンが息を吹き返したときはガッツポーズをしたものだ。
そうしてここ数年の話に移る。
秋になる度、母がサツマイモ売り場で血眼になって金時芋を探しているのだ。
「私が食べたいのはホクホクのカライモ(サツマイモ)であって、ねっとり系の芋じゃないの!!!」
……そう、近年の流行りはねっとりトロトロ、蜜入り、めちゃ甘のサツマイモさん。
ホクホク系金時芋はネットで取り寄せなければいけないのだ。
親子揃って流行りとは違う物を欲して歯噛みしてるなぁ、というだけの話。
だけども販売店さん……、流行りの物を置くのも良いのだけど、もうちょっとバリエーションを残してくれないだろうか……。
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なお、私が好きなさつまいもは子供の頃に亡き祖父が家庭菜園で作っていた
「なんか皮から身まで白っぽくて、身の真ん中だけうっすら紫ががっていて全然甘くない、モソモソしていて塩かけないと味がしないさつまいも」
なのですが、どなたか品種知らないですかね……。
あれはあれでマヨネーズに合って好きなんだけど品種すらわからなくて取り寄せできない。
ぐぬぬ
もしかすると爺ちゃんの芋に関しては土が合ってなくて痩せた結果味が無かったのかもしれないとはちょっと思っている