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ガチャからは99.7%パンが出るけど、世界で一番の素質を持ってるので今日もがんばります  作者: ベルピー
第二章 ゼンパンの素質とシークレットガチャスキル
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第69話 マリアとの再会を喜ぶ神界では・・・

ミラとマイは、ラッキーとマリアの再会を見て、喜んでいた。


「良かった。無事に再会できて。」


「本当ね。だけどマリアの問題は深刻だわ。貴族間の問題って厄介なのよね。」


「ラッキーさんとマリアさんは結ばれない?」


「そうね。今のままじゃ難しいわね。ラッキーが何か大きな功績とか上げてるなら話しは別だけど、ラッキーは公爵家を追放されてる身だし、今は周りに力を隠してる状況だしね。」


「なんとかならない?」


「そうね〜。」


(いっその事、マリアが家出すれば話しは早いんだけど、あの子はきっとそんな事しないわよね。最終的に家の為に婚約を受けるって

いいそうだし・・・。)


ミラとマイがラッキー達の事を見守っていると、王国武道会の話しが出た。


「なるほどね。マリアのお父さんは頭がいいわね。確かにそれならメルトを地に落としてラッキーとマリアが結ばれる可能性があるわ。」


「うん。」


「ただ、ユリウスが言うように問題はラッキーがメルトと戦えるかね。」


「どういう事?」


「今回の王国武道会にメルトが出るって事は、その大会で公爵家の力をアピールしたいはず。だからメルトがうまく勝ち上がれるように裏で何かしているかもしれない。」


「不正?」


「まあ貴族なら大なり小なり、色々しているわ。公爵クラスならそれぐらいするでしょうね。剣聖が出場して初戦で負けるとか公爵家の評判が地に落ちるぐらいじゃすまないもの。まあユリウスもそれぐらいはわかってると思うわ。」


(もちろん、公爵がラッキーの事を事前に見つけて、初戦でメルトと闘わせる可能性もあるわ。そうする事で、追放した事を正当化して養子にしたメルトを大々的にアピールする事もできる。そうなればラッキーにもチャンスはある。)


「うん・・・。」


「それに参加者はみんな腕に覚えがあるから参加するわけだし、メルトと当たる前に負けちゃう可能性だってある。」


「ラッキーさんは強いよ?」


「そうね。ラッキーは普通の人の何倍もの速さで成長してるわ。だけど・・・。」


(ラッキーの強さって未知数なのよね。ステータスで言えば確かにかなり強いわ。そして素質もたくさん持ってる。だけどそれが全部通用するかはわからないのよね。それに力をどれぐらい隠すのか。全てを出すのか。それによっても変わるわよね。)


「まだ6か月もある。ラッキーさんなら大丈夫。」


「そうね。一緒にラッキーを応援しましょ。」


「うん。」


(未知数なのは運の数値もね。これがどのように作用するのか・・・。正直わからないわ。だけど運の良さは今までラッキーを色々助けてくれているはず。今回も良い報告に転がればいいんだけど。)


「おや??ミラが素質を与えた子は王国武道会に出るのかい?」


ニヤニヤしながら現れたのは剣聖の素質を与えたモートンだった。


「モートン。何しに来たの?」


「いや王国武道会の話が聞こえたからどうしたのかと思ってね。俺が剣聖の素質を与えたヤツも出るからな。まあ剣聖にはかなわないだろうから出場なんてしない方がいいぞって忠告してやろうと思ってな。」


「あら?あなたは剣聖の子を見てるの?全然鍛錬してないから身体も太ったままだし、あれで剣聖って言えるの?正直王国武道会に出てもすぐに負けるのが目に見えてるわよ。」


「ふふん。マイの方こそわかってないな。いくら努力したって剣聖の素質の前には何もできないよ。なんと言っても俺の与えられる素質の中で最上位の素質だからね。どんなヤツが来たってメルトにはかなわないさ。」


「ラッキーさんは負けない。」


「ええ。ラッキーはあんなぽっちゃりの剣聖なんかには負けないわ。」


「ふふ。じゃあ賭けをしようじゃないか。俺のメルトかミラのラッキーか。負けた方が勝った方の言う事を一つ聞くって事でどうだ?」


「なんでアンタなんかとそんな賭けしないといけないのよ。」


「負けるのが怖いのか?まあ剣聖が相手だしな。ならまあこの話はなかった事にしてもいいぞ。俺の剣聖にはどうあがいたって勝てないだろうからな。」


「わかった。ラッキーさんは負けない。」


「ミラ!?」


「姉さん。大丈夫。」


「よし。それじゃあ決まりだ。王国武道会が楽しみだな。さて何をミラにお願いしようかな~。」


そういって、モートンは去って行った。


「ミラ・・・。」


「姉さん。大丈夫。私は・・・ラッキーさんを信じてる。」


「そうね。私達は見守る事しかできないけど、ラッキーの事信じましょ。」


(ラッキー!ミラの為にも絶対メルトなんかに負けないでよね。)


「うん。」


そして、ミラとマイの元を去ったモートンは・・・


「やったぞ。これでミラを俺のモノにできる。ははは。バカなヤツだ。剣聖に勝てる訳ないだろ。相手のラッキーはミラの素質を持っているって言っても公爵家を追放されたバカだろ。素質を生かせないバカなんかに俺の剣聖が負ける訳ないじゃん。王国武道会が楽しみだ。」


モートンは剣聖が負けるはずないと確信しており、賭けには100%勝った。と思っていた。そして、敗者となったミラに何をしてもらうかひたすら考えていた。


ラッキーとメルトの戦いは、神界をも巻き込み形となったのだった。

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― 新着の感想 ―
[一言] 貴族の次男三男を押し退けて敢えて平民を養子に取った割には育てるでもなくブクブクに太って豚になってるとか公爵家の評判は地に落ちてそうですね、育成もできないのかとか思われてそう。
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