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ガチャからは99.7%パンが出るけど、世界で一番の素質を持ってるので今日もがんばります  作者: ベルピー
第一章 ゼンパンの素質とデイリーガチャスキル
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第54話 ミノタウロス撃破!!

ラッキーとシルフィーは10階層のボス部屋てミノタウロスと対峙していた。


「大きいわね。」


「ああ。森にいたオーク並だな。」


「作戦通り行くのよね?」


「ああ。倒すのを最優先しよう。ドロップアイテムの事は後回しだ。」


ラッキー達は順番待ちをしていた時に、どうやってミノタウロスを倒すか話し合っていた。


ミノタウロスの怖い所は、巨体から振り下ろされる斧の攻撃と、ツノで攻撃してくる突進だった。


なので、ラッキー達の作戦は、ラッキーがミノタウロスのヘイトを稼ぎ、シルフィーが魔法で攻撃して倒すというものだった。


ラッキーはミノタウロスの左側に移動し、集めていた石をマジックバッグから取り出してミノタウロスに投げた。


遠距離攻撃の手段を持たないラッキーが考えついたのは、石を投げてミノタウロスの意識を自分に向ける事だった。


石を投げられたミノタウロスは、ラッキーの方を向き、斧を両手で持つ。


「よし。そうだ。お前の相手は俺だ。」


ラッキーは剣を片手で持ち、回避できる体勢をとりながらミノタウロスを挑発する。


(よし。ここまでは作戦通りだ。後は魔法を使うシルフィーにミノタウロスが向かわないように、ヒットアンドアウェイを繰り返さないと。)


ミノタウロスがラッキーの方を向いている頃、シルフィーは風魔法を放った。狙うはミノタウロスの持つ斧だ。


武器破壊はボスとの戦闘でのセオリーだ。武器を破壊できればミノタウロスの脅威が一ランク下がる。


シルフィーの放った魔法はミノタウロスの斧に直撃する。


だが当たったのは、斧の刃の部分だった。ミノタウロスは魔法が来た方向に顔を向ける。


ミノタウロスと目が合ったシルフィーが一瞬ビクッとするが、その隙をラッキーは見逃さなかった。


ミノタウロスの視線か、ラッキーから離れると、ラッキーはミノタウロスの右側に移動し、剣で攻撃する。


斧を持つ方とは逆側だったが、斧を持つ方に進むとシルフィーに意識が向く可能性があった。


胴を切られたミノタウロスは、叫び声をあげ、ラッキーを睨む。


「シルフィー!足を狙え!機動力を奪うんだ。」


ラッキーとシルフィーがミノタウロスを前後から挟み込んでいる形になっているので、今の場所から、シルフィーはミノタウロスの武器を狙えない。


なので、ラッキーは足を狙え。とシルフィーに指示を出す。


指示を受けたシルフィーは風魔法を連続で2回放ち、ミノタウロスの両足を攻撃する。


シルフィーに背を向けているミノタウロスはその攻撃を避ける事が出来なかった。


両足に風魔法を受けたミノタウロスは体勢を崩した。そして、持っている斧を手から離した。


ミノタウロスの手から離れた斧はドスっと地面に突き刺さった。


(げっ!?地面に刺さった。あの重そうな斧は俺じゃ引き抜けないかも。)


ラッキーは先程攻撃した場所と同じ場所を攻撃して、ミノタウロスの側面へと移動し、マジックバッグから石を取り出して、ミノタウロスのヘイトを稼ぐ。


その間、シルフィーは、地面に刺さった斧に風魔法を放ち斧の持ち手を破壊した。


「シルフィーナイス!」


「これで警戒するのはツノの突撃だけね。」


「ああ。シルフィーは距離をとって、警戒しながら魔法で引き続き攻撃してくれ。俺はヘイトを稼ぎながら剣で攻撃する。」


「わかったわ。」


その後は終始ラッキー達のペースで戦闘が進んだ。ミノタウロスの突撃は脅威だったが、シルフィーの魔法で足を負傷していたからか、ラッキーはなんなく回避できた。


元々の攻撃力が高いので、斧を持ってないからといってむやみに近づかず、こまめに攻撃しては距離をとり、攻撃しては距離をとり。を繰り返して、最後はシルフィーの土魔法が後頭部に直撃して、ミノタウロスは消えていった。


『Dランクの魔物一体討伐を確認しました。モンスターガチャスキルの使用まであと3体です。』


ラッキーにも魔物を倒したアナウンスが流れていた。


「ふう。無事に倒せたな。」


「ええ。やっぱりボスは強いわね。これから先もっと強くなるんでしょうし、もっと強くならないと。」


「そうだな。だけどミノタウロスを倒せたから多分大丈夫だと思う。リスボーンはボスがDランクで、各階層の魔物はFランクかEランクしかでないって資料にも載ってたから。」


「そういえばそうだったわね。なら私達はリスボーンを攻略する力があるって事よね?」


「ああ。ちゃんと調べて準備して、作戦を立てて望めば大丈夫だろう。」


「これなら余裕で期日内にダンジョンを攻略できそうね。でもミノタウロスは惜しかったわね。ラッキーが倒せばドロップアイテムが手に入ったのに。」


「まあそれはしょうがないさ。どうせまた、すぐに再戦しに来るんだし、楽しみは後にとって置くさ。それに、結局ドロップ率は100%じゃなかったし、倒してもドロップするかわからなかったよ。」


9階層のトレントをラッキーが倒しても、何もドロップアイテムを残さない事が何度もあった。結果、運が50上がってもドロップ率は変わらない。という結論になっていた。


10階層のボスを倒したラッキー達は、ドアに出て、安全地帯を確認した。


多くのテントがあり、夜営の準備をしている冒険者もいたが、まだまだ空きがあるのを確認し、ホッとした所で帰還の魔法陣に乗ってダンジョンを後にするのだった。

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