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ガチャからは99.7%パンが出るけど、世界で一番の素質を持ってるので今日もがんばります  作者: ベルピー
第一章 ゼンパンの素質とデイリーガチャスキル
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第48話 リスボーンダンジョンからの帰還

「3階層の魔物はブラックバットだったな?」


「ええダンジョンにしか現れない魔物みたいよ。」


「へぇ〜。地上では現れないのか。そんな魔物もいるんだな。」


「ええ。だからおススメの狩場として載ってたわ。通常ドロップのコウモリの羽が薬の素材になるとかで人気みたいよ。」


「だからな。冒険者が多いなぁと思ってたんだ。レアドロップはコウモリの血だったよな?」


「そうよ。」


「魔物を倒しながら進みたいけどどこに行っても他の冒険者がいそうだな?」


「人気の階層だから仕方ないわね。どうするの?」


(今日の所は無理に魔物を探す必要はないか。高くはないだろうけどスライムゼリーに布の服もドロップしてるし。モンスターガチャスキルの事を考えるとここは最短距離で下に降りた方がいいか。)


リスボーンダンジョンの3階層は地上で出ない魔物のブラックバットが生息しており、その魔物からドロップするアイテムが人気の為、冒険者の狩場として人気があった。


3階層と言う事で魔物も強くなくて、帰りも帰還玉を使わずとも戻れる所も人気の一つだった。


ラッキーがここで、狩りを行えば多くのドロップアイテムを手に入れる事ができるだろう。なんせラッキーはダンジョンで倒した魔物から80%の確率でドロップアイテムを手に入れる事ができるのだ。


だが大量の人気素材をギルドに持ち込めば、変な注目を浴びる可能性もある。ラッキーはその辺も危惧し、最短距離を進んで4階層に進む事にした。


「わざわざ競争が激しい所に突っ込む必要もないし、今日はダンジョンに慣れる為に来てるから最短距離で先に進もうか。」


「わかったわ。まあいつでもこれるもんね。他の冒険者に見られると戦いに集中できないし、そうしましょ。」


ラッキーとシルフィーは地図を頼りに最短距離で3階層を進んで行った。30分も進めば4階層に降りる階段を発見した。


「何体かブラックバットと遭遇すると思ってたのにまさか1体も出会わないなんて。」


「しょうがないよ。俺達の前にも冒険者達がいたからその冒険者が倒したんだろ?一応距離はとってとけど、さすがにすぐにリポップしないな。」


「そうね。まあしょうがないわ。4階層に進みましょ。」


ブラックバットに遭遇する事なく4階層に進んだラッキー達は、降りるとすぐに別れ道になっていたので、遠回りの方に足を進めた。


「そういえばラッキーの気配察知なら魔物の場所がわかるのよね?」


「うん。さすがに全体はわからないけど、ここには1種類に魔物しか出ないし、次の場所に魔物がいるかどうかと、単体か複数かぐらいはわかるよ。」


「なら魔物のいる場所に向かいましょ。ブラックバットは倒せなかったけど、4階層はグリーンキャタピラーでしょ。動きも遅いし楽勝だと思うからここでたくさん倒しましょ。」


「グリーンキャタピラーはたしか通常ドロップは毒針だったよな?」


「ええ。レアドロップは芋虫の佃煮ね。食べた事あるけど私は苦手ね。滋養強壮に効果があるらしくて貴族には人気らしいけど。」


「ああ芋虫の佃煮なら俺も食べた事あるな。俺もあの見た目でアウトだったな。」


その後、ラッキー達はラッキーの気配察知を頼りに4階層に魔物を探しながらダンジョン内を進んで行った。魔物を優先しながら進むので、行き止まりや戻り道したりと4階層では休憩も挟み、3時間程時間を使っていた。


「5階層まで行く予定だったけど、ここでかなり時間をつかっちゃったわね。」


「まあグリーンキャタピラーは動きも遅いし狩りやすい魔物だったからな。でもそのおかげでかなり魔物を倒す事ができたし、毒針もけっこう手に入ったしよかったじゃん。」


「それはラッキーの場合でしょ。私なんかドロップしたの毒針1個と帰還玉が1個よ?何体倒したか覚えてないけどもう少しドロップしてもいいと思うわ。」


「だいたい30体ぐらい倒したから、シルフィーは15体ぐらい倒してるはずだ。確率10%ならそんなもんじゃないのか?」


『Fランクの魔物一体討伐を確認しました。10体の魔物の討伐を確認しました。平均討伐ランクはF。Fランクのモンスターガチャスキルを使用できます。現在ストックが4つありますので、合計で5回使用可能です。』


ラッキーは魔物を倒した時に頭の中にアナウンスが流れるので倒した魔物の数を大まかにわかっていた。先程50体目を倒したアナウンスが流れたのでこの階層で30体の魔物を倒したと知ったのだ。


「・・・ラッキーはどれぐらいドロップしたの?」


ラッキーはマジックバッグを確認して、


「え〜っと、毒針が10個に、芋虫の佃煮が1個、それと帰還玉が1個だな。」


「ありえないわ。は〜。やっぱり魔物を倒すのはラッキーに任せた方がいいのかもね。」


「いやいや。シルフィーの魔法がなかったらこんなに魔物を倒す事も出来なかったよ。」


「・・・まあいいわ。もう時間も少ないし今日の所はこれで帰る?」


「そうだな。帰還玉も3個手に入れたから使っても新たに買う必要もないし。」


そう言ってラッキーとシルフィーは帰還玉を使ってダンジョンから出た。


「本当に一瞬で入口まで戻れるのね。」


「ああ。これなら安心してダンジョンの攻略に挑めるな。」


ラッキーとシルフィーの2人は初めてのダンジョンから無事に帰還する事ができた。明日からもダンジョンに挑戦する事を決めて帰路につくのだった。

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