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ガチャからは99.7%パンが出るけど、世界で一番の素質を持ってるので今日もがんばります  作者: ベルピー
第3章 ゼンパンの素質とプレミアムガチャスキル
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第128話 10階層のボス、リトルドラゴン

ラッキー達は9階層までダンジョン攻略を進めていた。Cランクのラッキー、シルフィード、マリア。Dランクで20階層まで攻略済みのタルト、マフィン。魔物のランクがAランクのリルのパーティにとって、9階層まで進むのは楽勝だった。


4階層からは一度、出てくる魔物を倒してみて問題ないようならいくつかのグループに分かれて狩りを行い効率を高めた。ちなみにチーム分けは、ラッキー&マフィン、シルフィー&タルト、マリア&リルのコンビだ。


ラッキーはレアドロップが出るが、代わりに通常ドロップは一切出ない。逆にシルフィーコンビとマリアコンビはレアドロップが出にくいが通常ドロップは1割の確率で手に入る。チームを分ける事でより多くの魔物を倒す事ができるので、ドロップ品も予想以上に集める事が出来た。


ただ・・・


ラッキーのモンスターガチャスキルのカウントはラッキーとマフィンが倒した魔物しかカウントされなかった。


(やっぱり距離が離れると、カウントされないみたいだな。まあよくよく考えるとそうか。距離に関係なく、シルフィーやマリアが倒した魔物でモンスターガチャスキルが使えるなら、宿で俺がゴロゴロして、シルフィーやマリアが狩りをして、ガチャスキルを使う。なんて事もできちゃうもんな。まあそんな事はしないけど。)


とはいえ、ラッキーのモンスターガチャスキルは8回貯まっていた。ラッキーのモンスターガチャスキルは10体魔物を倒せば1回モンスターガチャスキルが使える仕様になっており、スキルを使えば1割の確率で素質かアイテムが手に入る。ハズレはもちろんパンが出る。10回貯めれば10連モンスターガチャスキルが仕様でき、確定で素質かアイテムが手に入る仕様だ。


(とりあえずあと20体倒せば10連モンスターガチャが使える。タルトとマフィンにガチャスキルを見せてくれって言われてるから、今日には見せる事ができるな。夜営場所ならだれかに見られるかもしれないから10階層のボスを倒した後がいいか。)


「9階層のレイスってもしかして物理攻撃が効かないんじゃないの?」


「効きづらいってだけで全く効かないってわけじゃないよ。ここに出てくるレベルなら僕でも倒せるしね。あまりダメージを与える事ができないから良い修行になるんだ。」


「僕は一応光魔法が使えるからレイスは得意な方かな。マリアも光魔法と治癒魔法が使えるからレイスは相性が良いと思うよ。」


「なら私の風と土魔法は相性が悪いかもしれないわね。」


「俺も剣での攻撃か石の投擲がメインだから相性悪いな。」


「ラッキーが火の杖をドロップさせてくれたら火魔法が使えるからそれまでは一緒に行動した方がいいかしら?」


「たしかにそうだな。俺が倒さないとドロップが出ないからマリアとマフィンには協力してもらって弱らせて俺が倒していくのがいいかもな。20体も倒せば2つぐらいは火の杖が出ると思うし。」


「メイス20体倒して、で火の杖が2本も出たらかなりやばいけどね。火の杖って素質が全くなくても、杖からファイヤーボールが出るからかなり人気の高い武器だからね。僕らだってまだ持ってないし。」


(そりゃそうだろうな。手に入れたらレイスを楽に狩れると思えば売ろうとはしないだろうな。あんまり出回らないから価値も高いって感じか。時間もあるし5本ぐらい手に入れるまで粘るか。俺、シルフィー、マフィンに1本はほしいからな。)


その後、全員で9階層を周る事にしたラッキー達だが、出るわ出るわで、大量のレイスを倒す事に成功した。気づけばレイスローブ5個に火の杖を4個手に入れる事が出来たのだった。


「あんなに出てくるとは思わなかったな。」


「そうね。かなり疲れたわ。」


「ここは攻撃手段のない人は素通りする不人気エリアですから。」


『10階層のボスは俺にまかせるんだぞー。早く倒して肉を食べたいんだぞー』


「シルフィーとマリアとマフィンは休んでてよ。リトルドラゴンはドラゴンって言ってもブレスとかも吐いてこないから僕一人で余裕で倒せるから。」


「俺とリルも手伝うよ。俺達もまだまだいけるから。」


9階層で魔法を使いすぎて疲れてるシルフィード、マリア、マフィンは後方で待機させて、ラッキー、タルト、リルで10階層のボス、リトルドラゴンを倒す事になった。


しばらく休憩して10階層に進んだラッキー達。ボス部屋に入ると、目の前には、2足歩行のちょっと大きなトカゲがいた。


「あれがリトルドラゴン?」


「うん。トカゲみたいでしょ?」


「たしかに・・・」


『俺にまかせるんだぞー』


リトルドラゴンに向かっていくリル。リルは真正面から得意の前足でリトルドラゴンに攻撃を仕掛ける。


巨大なオークすら瞬殺するリルにとって、空も飛べない、ブレスも吐けないドラゴンなど敵でもなんでもなかった。


リルの攻撃を受けて、リトルドラゴンは一瞬で姿を消した。そして、ドロップアイテムを残す事もなかった。


『やっぱりダンジョンはいやなんだぞー。折角倒したのに消えるのはいやなんだぞー。ドラゴンの肉食べたかったんだぞー』


「リル。ドラゴンはないけど、ドロップした牛肉があるからそれで我慢してくれ。」


『わかったんだぞー。あと久しぶりにコロッケパンも食べたいんだぞー。』


「ああ。今からモンスターガチャスキルを使うからコロッケパンが出るように祈ってみるよ。」


そうして、10階層のボス、リトルドラゴンを倒したラッキー達は、モンスターガチャスキルを使う為、野営場所に向かう前に集まって小休憩を取るのだった。

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