兄がまたセクサロイドをを買ってきた
「俺。3体ぶっ壊した」
「お、お、お。俺だって3体ぶっ壊したわ!」
扉の向こうで兄と兄の大学の友人は「何体のセックスロイドを壊したか」を自慢しあっている。
嘘つき。今度のその『JC型』が三体目のくせに。
「じゃあランコーすんべーよ」
「おう」
卑猥な声が聴こえてきた。
「おねーちゃん?」
「ダメダメ。お姉ちゃんと一階に行ってようね。オヤツ作ったげる」
小学生の妹の手を引いて一階に降りる。
怖い。兄が買ってくるセックスロイドの年齢がどんどん下がってきてる。このままでは妹も姓の対象になるだろう。
妹だけは絶対守りたい。兄の性欲のはけ口になるのは私だけで充分だ。
・
「お兄ちゃん」
「あ?」
セックスロイドの肩を抱いた風呂上がりの兄。
お風呂でもしたのか機嫌も良さそうだ。
妹も寝てるし、今しかないよ。
「私ね?……生理が来ないの」
「何が言いたいん?」
「……生理が来ないんだよ?」
全部言わせるつもりだろうか?そういう事なのに。兄にレイプされて数ヶ月。お腹が大きくなる前におろしたい。大学受験にも集中したいし……。
「んー?……あったあった。おら……よ!」
「お兄……ちゃん?」
防犯用に置いてある木刀を持ってきて何をするのだろうと思ったら、いきなり目の前が真っ暗になった。
「……血?」
頭を殴られた?ドクドクという音が脳内に響いている。
「血じゃねぇよ。オイルだよ」
オイル?
「やっぱり壊れてるよ。お前。くそっ。飯炊き用のロボ買うか」
「……おにーちゃん?あれ?お姉ちゃん壊れてる!?」
「ごめんなー。起きちゃったか?みてのとーりよ。明日はお兄ちゃんと電気屋さん行こうな!」
「やったぁ!」
イモウド?オニイヂャン?
ワタシハワタシハワタシハワタシハワタシハワタシハワタシハワタシハワ
タシ ハワタシハワタシハワタシハ……