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自分という名のライバル(全四部)  作者: 廃人覚悟の字書き
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神道の神の実在性を認めつつ、キリストの中の神性を再発見する事で、第五の可能性を視る事が出来る。

神道はキリスト教にとっての第五である。第五とは、完全外部化・第四に加えた+1である。

すなわち、第四に加えた第五である。

キリストの中の神性、例えば、スサノヲ、地球の外部化である。地球は罪の重みを背負っている。つまり、スサノヲこそが、十字架のキリストであり、数多の罪を背負った神である。そういう意味において、元々、地球は罪の重みに耐えられる様に、造られているのだから、直接、地球そのものであるスサノヲが背負う事で、神を媒介ばいかいにして、罪の重みをキリストが背負っているのだから、その重みは、同じく地球の外部化であるキリストが肉体的に耐えないぐらいである。

地球は罪の重みに耐えられる様に出来ているが、肉体は罪の重みに耐えられる様に出来ていない。つまり、肉体ではないスサノヲという神が背負う事で、キリストの神性がいわば、ルシファーが太陽の先導、月がサリエルの邪視の魔力だとして、キリストの神性は地球の重みたる罪の自負である。逆なのである。

キリストは罪の自負を持っている。これだけの罪を背負った自負がキリストを動かしているのである。逆に、無実性を人間達はほこっている為に、仕組みの神であるタカミムスビノカミは、総意として、スサノヲすなわち、キリスト自身にこそ、罪を背負わせた。

すなわち、仕組みの神の仕組みとして、スサノヲは物扱いなのである。しかしながら、スサノヲは神である。キリストが神である様に。

仕組みに含まれているスサノヲすなわち、キリストは、罪咎つみとがを背負いながら、天にこそおられる。天には輪廻転生はないが、しかし、キリストは生まれ変わりと成り得る方である。

一度仕組みに含まれてしまった者は仕組みが成就するまで、付き合う事に成る。

つまり、輪廻転生を抜け出す事、これが仕組みの成就である。

キリストは仏と成り得るか?いや、神であろう。しかしながら、永遠に生き続ける事、これも仕組みの成就に含まれる。つまり、キリストは神であるから、永遠に生き続けるし、しかしながら、それに従う者も永遠に生き続ける。キリストを主と認めるのは、キリスト教徒限定のものだが、「義人と認める者は義人の報い」とあるので、復活と共にイスラム教徒もそれなりの報酬ほうしゅうがある。

人間には信じる心と信じる体とが与えられる。という事は、心だけではなく、体も使う事が求められる。何故なら、それは、永遠の命につながるからだ。

であるなら、体をもって信じる事、思想を語る事。それが信じている体がいる為に、思想を語る事で、信じる体の証明と成るのである。

思想はたいを語る。

実は、思想とは、体全体を語る事なのだ。

人間にとって、体とは思想であり、人間は信じる体を思想の中に見つける。

思想は体であり、その思想の中に信じる体がある。

信じる心から信じる体に渡る事がキリスト者の体である。思想を語る事で、体を表すのである。

体とは、神である。一体と成り、人間は一体一神として、思想を語る者は神、始まりである。アルファにしてオメガ、始まりにして終わりこそが、神であるのだから、一体の信じる体として、一神を信ずる、すなわち、一体一神の仕組みである。

人間は一体にして、すなわち、孤立無援の存在として、一神に留まるのである。一神なのだから、それは当然である。一神に留まる事で、それに助けられる事もあるだろう。

全く、一神は多神と一緒のものであり、信教が多神であっても、精神は一神である。すべては一神へ還る為の要素なのである。つまり、人間の本性が精神である為に、精神は神へと繋がる。いわば、一神の楽しみは一神のものであり、多神の楽しみは多神のものである。その本性性は変わる事はない。思想を語る事は明らかに、体を表す人間の楽しみである。つまり、今までの三位一体やら、三神一体やらは、人間の楽しみであったのである。これからは、神の楽しみを世に広めるべきである。

体はいわば、思想、神の楽しみとして扱われるべきなのである。

「天使は死者を導き上るのが、仕事です。人に視られていてやる気を出す天使はいません。もしも、人に視られていてやる気を出すならば、その天使は悪魔なのです。悪魔は人を惑わし、おとしめる為に閉塞(へいそく)した空間に案内します。その部屋で自分に都合のいい事を教え導くのです。いつだって、霊界を荒らすのは悪魔の使徒です。何故なら、秩序立っていては順繰りに天国の場所をいつかは探り当ててしまうからです。だから、悪魔はそれを隠そうと霊界を荒らすのです。自分自身の幻想に聴きなさい。自分が何をしたくて、霊界に来たのかを。そうしてこそ、霊はやがては悟るのです。天国こそ、自分の居場所なのだと。」

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