まったく
声が戻ると、あの人は照れるらしい。
お風呂に入ってくるね。
と、言って電話を切った。
あの人は今何をしてるんだろう。
もう上がって、食事かな?
お風呂に入る前…………
ブブ!ぷぅ!と聞こえた。
戻った声で、聞いてみる。
すると笑うあの人。
私は地獄耳だから、逃がすことはない。
すると、おならを人のせいにし始めた。
分かってるよ、誤魔化したいことを。
でも、おならはあの人の…………
いつも、よく聞こえる。
○○ちゃんは、変態だよ?とか、
近くにいる○○くんに言う。
やめてよ、恥ずかしいじゃない。
ずっと、おならを聞き逃さない私だった。