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プロローグ
初めて小説を書きます
ゆる〜く更新していきますのでお付き合いくださると嬉しいです
あるところに王さまが大好きなお妃さまがいました
王さまは、年の離れた弟をとても可愛がっていました
王弟がお嫁さんを迎えると
王弟一家をますます可愛がりました
やがて、王さまとお妃さまに男の子が産まれました
王さまそっくりの「王家の黄金の瞳」に
お妃さまそっくりの烏の濡れ羽色の髪
お妃さまはとっても喜びました
翌年、王弟夫婦にも子どもが産まれました
王家の黄金の瞳の女の子
王弟そっくりのプラチナブロンドの髪
王さまは王弟に似た女の子をとても可愛がりました
お妃さまは、自分の子どもより可愛いがられる
女の子のことが大嫌いになりました
女の子が3歳の時に、王弟夫婦が事故で亡くなり
女の子はお妃さまが育てることになりました
お妃さまは女の子が大嫌い
「あなたはぼんやりした白髪のような髪でなんと醜いのでしょう」
「あなたが醜いから両親がなくなったのね」
少しずつ
少しずつ
言葉の毒は
女の子を蝕んで…