自作品語り(4)
今回でこのエッセイは完結です。
さてコメディ作品の三つ目は、「騎士になりたかった魔法使い」。
これは最初からこのタイトル。分かりやすさを重視してみた。
最初の目標は「コメディを書いてみたい」。
それと、「第8話 短編と長編」でも触れたように、
「短編の練習がしたい」と書き始めた短編連作。
内容は剣士志望なのに魔力があり過ぎて魔導士にされてしまう
少年のファンタジーだ。
これも個人サイトで連載していたけれど、
いつもながら先を考えずに書き続けていたら
第七部あたり(90話目くらい)で詰まってしまっていた。
無計画は本当に良くない。
某投稿サイトに投稿する際、再構築し直し、
本編は第11部(165話)、後日談2部(27話)でやっと完結した。
……と言いつつ、まだ外伝を書いていたりするけど^^;
この物語が私の作品の中では一番とっつきやすいだろうなと思う。
分かりやすいタイトル・短編連作・コメディという面で。
主人公達には裏では色々あるが、
匂わせ程度で極力描かないように注意もした。
ちなみに、語ってきた長編作品は全て同じ世界設定で書いている。
「扉の少女」が下敷きになっていて、
「家出物語(仮)」の続編が「騎士になりたかった魔法使い」であり、
「吸血鬼な幼女様と下僕な俺」とは同時期に描いた兄弟作。
同じ世界に住んでいるから、お互いにすれ違うこともある。
私はコラボが大好きだ。
何回か閉じては開いての繰り返しになりましたが、今度こそ完全に閉じようと思います。
長々とお付き合い下さり、ありがとうございました。
また書きたいことが出来たら新しく立ち上げようと思いますので、また覗いて頂けると嬉しいです^^




