ちょっとしたお遊び
伏線とは違うかもしれないけれど
ちょっとした「お遊び」というか、「チャレンジ」をすることがある。
たとえば、とある作品では
「登場するあるキャラの一人称を極力書かない」という挑戦をした。
要するに、そのキャラのセリフに
「私は」や「俺は」などを全く入れないということ。
もちろん、そこに込めた意味はちゃんとある。
これが結構難しくて、でも一人遊びのようで楽しかった。
確実に100話分くらいはやったと思う。もっとかな?
それから、ひとまず完結したからいいやと思って書くのだけど、
「仔猫と日向ぼっこ」でも小さなチャレンジをしていた。
それは、「ネコの性別を書かない」という試み。
主人公のナオも、拾われたリンも、真っ白なユキも、
男の子か女の子かは一切書いていない。
ユキなんて特に女の子っぽい名前だ。
でも、漢字では「雪」よりも「幸」のイメージで、
親戚にこの名前の男の子がいたりする。
(その子から名前を取ったわけではありません)
描かないことで、子ネコらしさが際立ったのではないかと思うし、
読み手さんに好きに想像してもらえたら嬉しい。
次もまた、何かやってみたいな。




