ついつい使ってしまう表現
小説を書いていると、どうしても似たような表現になってしまう。
良く使いがちなのが、「やはり」「確かに」
「ひとまず」「とにかく」「とりあえず」などの言葉。
便利だからつい使ってしまうけれど、
もっとバリエーションがなければと反省。
「少し」や「僅か」もしょっちゅう使いかけては
思いとどまり、使用頻度を下げている。
そのたびに、「小説では『少し』はやめろ」、
と小説の指南書にあったことを思い出す。
中途半端をせず、はっきり言ってしまえという意味だった。
それから、文章をスッキリさせるために
良く使ってしまうのが、「彼」や「彼女」。
英語を訳すために生み出された言葉で、
正しい日本語ではないから小説の作法的には
NGだったと記憶している。
こうして改めて思い出してみると、あれは当時の理論で、
今では変化しているのではないかと思う。
かつては駄目だった「全然良い」が、
通用する社会になっているみたいに。
あまり読むとがんじがらめになるから難しいのだけれど、
現在の「小説の書き方」の本が読みたくなってきた。
あ、「あまり」や「あんまり」も良く使ってしまう言葉ですね。難しいです(汗)




