表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/54

お話がふくらんでいくまでに

お話を作る時、私はキャラクターから考える。


主人公は何歳で、どんな顔をしていて、どんな性格なのか。

周りには誰が居て、それぞれどんな関係なのか。


そうすれば、自然と世界観が広がってくる。

住む場所や環境、近い場所からずっと遠いところまで。


あとで消すこともあるけれど、とにかくどんどんメモに書き出していく。

少しの間置いておくと、別の設定が浮かんでくることもある。


この頃には書きたい場面が決まってくる。

書き出しのこともあれば、重要シーンの場合もある。


そんな時のウキウキした気持ちは、遠足や旅行の前に似ている。

遠足は短編や詩や童話で、旅行は長編小説だ。


バッグやリュックを出してきて、必需品を詰め込みながら、

行く先を思ってワクワクしたり、

事故や怪我が気になって少しだけ不安になったり。


そうしていよいよキーボードに打ち込み始める。


手元のメモや、頭の中で動く人達に従って、

どんどん、ガンガン、勢いに任せて突き進んでいく。


長くなるほど、話は広く大きく展開出来るし、深くもなる。

けれど、新しいお話はやっぱり魅力的だ。

あのまっさらなワクワク感が好きで、誘惑に負けそうになる。


手を付けてしまおうか、今の話を途中で投げ出して。

いいや駄目だ。こちらが済んでから!


そんなふうに、今日も頭の中で戦っている自分がいる。

お話を書く人なら、同じような気持ちになるんじゃないでしょうか?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] >手を付けてしまおうか、今の話を途中で投げ出して。  いいや駄目だ。こちらが済んでから! これすごくわかります! 私も目移りというか気移りしちゃいそうになります。 でも我慢できなくて設定…
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ