はじめに:昔の私、今の私◇
自己紹介がてら。さらさらっと流し読みして頂けると嬉しいです。
(3/20 後半部分を追記しました)
子どもの頃の私は、本を読んでいた。
そんなに積極的にではないけれど、
子ども向けの本をそれなりに。
中学生になった私は、夢中でマンガを描いていた。
ライトノベルや児童書を読み漁り、
アニメを見たりゲームをしながら。
高校生になった私は、がむしゃらに小説を書いていた。
授業中は机の上をノートだらけにして、
板書し、小説を書き、友達と筆談していた。
大学生になった私は、のんびりと小説を書き続けていた。
文豪たちに頭を殴られ、童話の変遷を追い、
民俗学に興味を抱く一方で、
世界的な児童書ブームに乗りまくっていた。
社会人になった私は、小説サイトを運営し始めた。
本当にちっぽけなホームページだけれど、
自分にとっては大事なお城だった。
楽しい出会いや交流、学んだこともたくさんあった。
大人になって10年以上経った今の私は、
過去の自分である小説達と向き合っている。
きっかけはホームページという城を破壊し、
もっと外の世界に出ようと決意したこと。
城にはもはや石垣しか残っていない。
完結させられた作品は微調整し、時に大胆に変更し、
時に他の作品とくっつけて新しい形にする。
心を鬼にして捨ててしまうこともある。
未完のまま何年も過ぎてしまった作品は、
齟齬を直し話を練り直す。
今度こそゴールさせることを目標に、今は走り続けている。
パソコンを起動し、ワードを開いて、今日も改稿する。
ワードの修正機能という親切心と、「悪いけど」と戦うこともある。
数年ぶりに小説をがっつり書くようになり、
詩も10年ぶりくらいに書きたくなったりした。
人生って不思議だな。
こんなマイブームとハイペースがいつまで続くか分からないけれど、
走れるうちは走ってみたいと思っている。
◇◇追記◇◇
一番好きな児童文学は デブラ・ドイル先生の
『サークル・オブ・マジック』。
他にも海外ものは『ハリー・ポッター』、『指輪物語』、
『ネシャン・サーガ』、『ダレン・シャン』、『モモ』、
『バーティミアス』なども!
日本の児童文学なら、森絵都先生の『カラフル』や
梨木果歩先生の『西の魔女が死んだ』も、
何度も読み返したくなる名著。
そして個人的に外せないのは、やはり香月日輪先生の存在。
特に『妖怪アパートの幽雅な日常』は本当にどハマり。
(『僕とおじいちゃんの魔法の塔』の続きを
もう読むことが出来ないかと思うと、胸が詰まります……)
さてさて、一番好きなライトノベルは神坂一先生の『スレイヤーズ』。
連載されていた雑誌を買うほどに好きだった、まさに私のバイブル。
この小説がなければ、きっと今ほど読書をしてはいなかったはず。
最近新シリーズが始まり、しかも出だしが所謂
「なろう系」のパロディで、嬉しいやらくすっと笑うやら。
そして最後に茅田砂胡先生の『デルフィニア戦記』。
描かれる壮大な世界観と、重厚で美しい文章が衝撃的、まさに憧れ!
上げ始めるときりがないので、今回はこの辺りで失礼します……。
エッセイを書いてみたいと思ってうまく書くことが出来ず、じゃあ詩のように書こうと考えてこんな形にしてみました。
◇追記:同じ趣味の方、いらっしゃいませんか?