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コンピエニュの戦い・6

 ガリア王国軍決死の大攻勢が始まった。

 彼らは寄る辺となっていた陣を捨て、【勇者】を先頭に国民衛兵隊や騎士など一万もの軍勢が丘を下り、凄愴苛烈な最期を遂げた農園守備隊の脇を通り抜けた。

 そこへ間一髪陣地転換に成功したオルク王国軍第二師団の師団特火中隊の一〇三ミリ野戦砲六門、一六五ミリ曲射砲二門が果然と最終防護射撃を始める。

 特に一六五ミリ曲射砲はその威力を十二分に発揮し、遮蔽物のない戦野を歩くガリア人に鉄の驟雨を叩きつけていた。

 だがその数はあまりに少なすぎた。どれだけ鉄の楔を打ちこもうとガリア王国軍の歩みを止めることはできず(そもそも国民衛兵隊は奴隷の首輪がつけられているせいで逃げられないのだが)、徐々に距離を詰められる。

 だが一方的な攻撃にガリア王国軍を率いる【勇者】ジャンヌは近くの魔法騎士を率いる第二王姫シャルロット・ド・ガリアに言った。



「殿下、あの攻撃を止めさせることは可能ですか?」

「ん。同時詠唱なら対抗可能。でも距離を詰めないといけない」

「本隊から離れる訳ですか……」



 シャルロット直卒の魔法騎士は死者浄化(ターンアンデッド)だけではなく、ガリア伝統の同時詠唱も身に着けている。それを騎馬の身軽さで戦場を駆け巡れるのだから魔族の特火兵に対して即座にリーチの差を埋めることができる。

 ――とはいえ、だ。



「魔法騎士が離れている隙にアンデッドの攻撃を受けると、ひとたまりもありませんね」

「そう。もしかすると魔族の狙いはそれかも」



ピオニブール解囲戦の折りに魔族が投じたリッチやデュラハンなどの上級アンデッドに対し、ガリア王国軍の主力である国民衛兵隊はあまりにも無力だ。

 特にステータスの差が顕著なため一当てされても相当な損害を被ることになろう。

 と、なると魔族の攻撃に対抗可能なのは――。



「ではマリア殿下の“鐘”に頼るほか、ないようですね」



 ジャンヌの命令に従い、ガリア王国軍主力と共に丘を降りてきていた十門の”鐘”が前進を始める。

 それらを操るドワーフの職人達は本来非戦闘員だったが、【勇者】の全体強化(バフ)によって勇気を増幅させつつ攻撃位置につこうとするが――。



「連中、なんて遠くから撃ってくるんだ……!」



 ”鐘”の射程の遙か彼方より射かけてくる魔族の特火兵部隊に職人達は目をむいていた。

 この射程の差は大砲の製造行程によらしむる。

 と、いうのもガリア王国では鐘を作るのと同様に円柱状の鋳型の周囲に青銅を流し込み、最後に粘土を除去することで砲腔を作っていた。

 だがこの製法では粘土の歪みなどで完璧な円柱を作ることができず、砲腔に歪みが生じてしまう。

 しかも製法の都合上、砲腔となる粘土は使い捨てであり、全く同一寸法の砲腔を作ることが出来なかった。

 その結果、砲弾はその大きい公差に適合するよう口径より小さい物にせねばならず、砲身と砲弾の隙間から燃焼ガスが漏れて威力と射程が減じさせていた。


 それに対し、魔族の使用するそれは一体鋳造された本体にドリルで砲腔を掘削する製法を用いているため砲弾に対する公差を少なくすることができ、なおかつ複数の均一化された製品を製造することができた。

 その上、砲弾との公差が小さいためエネルギーロスが少なく、火薬の力を十全に砲弾へ伝達することができるので威力と射程に優れていた。



「えぇい! 危険だが、火薬を増やして攻撃するぞ! 例え”鐘”がダメになろうと、敵に一矢報いてやろう!! ガリア王国万歳!!」



 職人が率いる”鐘”達十門は砲の許容値を越える装薬を装填し、無理矢理射程を伸長して攻撃を開始する。

 だがすぐに攻撃が露見すると魔族からの対砲射撃を受け、なす統べなく鉄火の応酬を受けて沈黙してしまった(砲の性能もそうだが、なにより特火兵の練度の差も大きかったろう)。

 そんな戦況にジャンヌは歯噛みをしつつ、決断を迫られていた。



(このままでは埒があかない……! あの攻撃に対抗するには同時詠唱以外に存在しないけど、それは味方をアンデッドの脅威にさらすことになってしまう)



 彼女は浮き足立つ心を諫め、目を閉じる。

 どうか主よ、我々を御導きください……。

 そう念じるも天上の声は聞こえず、ただ砲声と悲鳴が聞こえるばかりだ。



「私が、決断しろということですか? なら、シャルロット殿下」

「ん?」

「魔法騎士を連れて攻撃を。その間に私は味方と共に敵陣に突撃します」

「いいの?」



 シャルロットの冷たい瞳にジャンヌはうなずき返す。するとシャルロットは多くを言わず隷下の騎士を引き連れて駆けていった。

 そしてジャンヌは【勇者】としての勤めを果たさんと愛剣フィエルボワの剣を抜き放つ。



「シャルロット殿下が敵の攻撃を押さえている隙に攻撃します! みんな私に続いて!!」



 彼女は有らん限りの勇気と共に剣を振り下ろすや、突撃を始めるのだった。


 ◇


 破壊の限りを尽くされた離宮から戦場を眺めていると副官のゴブリンが「閣下」と俺を呼んだ。



「北部軍に送っていた伝令が戻りました」

「ご苦労。して、メリアはなんと?」



 振り返れば顔に緊張を張り付けたセントールが右手の拳を側頭部にあてがう。その敬礼に答礼をすると彼はセントールらしいせっかちな口調で言った。



「発、北部軍司令部、宛、オルク支隊。敵は戦線中央部及び右翼への攻撃を画策中。貴隊は中央戦線を援護されたし。以上であります」



 ふむ、と頷くと共にセントールに下がるよう告げる。

 するとゴブリンはいかがなさいます? と言いたげな視線を向けてきた。



「無論、援護する。妻の望みに応じるのは夫の義務だ。投入する部隊は、そうだな。早急に駆けつけてやりたいから騎兵だな」

驃騎兵(セントール)は索敵と追撃に特化した軽騎兵ですし、敵陣に斬り込むのは不得手ですね。いっそガリアの義勇兵でも使いますか? 腐っても重騎兵ですので衝撃力は申し分ないかと」

「あれはいかん。ここ一番のところで裏切られても事だ。アンデッドを使え」



 猿獣人なんて信用できない存在をここぞという時に使いたくはない。

 なら従順な死者を使うべきだろう。



「法兵大隊の援護の下、胸甲騎兵(デュラハン)連隊を突入させる」

「スケルトンやゾンビによる自爆攻撃は如何いたしましょう?」

「連中は騎兵に随伴できないからな。準備だけに留めよ」

「畏まりました。すぐに作戦を策定いたします」



 副官の敬礼に答礼で応じると彼は急ぎ足で去っていく。

 すると、彼と入れ違いになる形でナイ殿がやってきた。その背後には屈強そうな修道騎士に連れられたコンピエニュ(賢いことに無血開城してくれた)からの街道上で捕縛した虜囚のうち女二人と、ディーオチがいた。



「ナイ殿、異端審問のほうはよろしいので?」

「それは戦の方が落ち着いたら執り行いますので。それよりこの二人の身柄について身柄をオルク支隊から我々に身柄を移管していただきたいのでお願いにあがりました」



 ナイ殿の背後を見ると、二人の捕虜のうち一人は見知った猿獣人だった。金髪の女――オドルと行動を共にしていた女冒険者のマリアだ。

 もう一人の法服を着ている方は見覚えがなかったが、歳はナイ殿と同じくらいに見て取れた。



「特にこの法服の者はどうしても身柄を教皇庁に引き渡していただきたいです。なんなら免罪状でも、司教領でも、わたしが差し上げられるものは全て差し上げますのでどうか」

「そんな! ナイ殿が求められるものに対価など結構ですよ。いくらでも差し上げます!!」



 ナイ殿の頼みなら猿獣人の十匹でも百匹でも差し出すというのに、水臭いなぁ。

 それにしてもいつもは能面のような顔が緩んでいる。こんな笑顔のナイ殿は初めてみるな。



「それにしてもそこまでおっしゃられるのは珍しいですね」

「少し、因縁がありまして」

「なるほど。そうした巡り合わせもまた、主の御導きなのでしょう。なぁ、そう思うであろう? マリア」



 ナイ殿の横を通って俺を睨んでいたマリアの顎を乱暴に掴んでやる。

 イトスギにするよりも乱暴にしたそれにマリアは苦痛に顔を歪めるが、その瞳に屈服の色はなかった。

 むしろそれは自分を乱暴に扱う俺への抗議のようだ。まったく、不快にさせてくれる。



「お前達人間というのはどうしてこう、被害者面ばかりしていられるのか不思議でならん」

「あら、もしかして自分達こそ被害者だと? ゴブリンやオークの野盗がいくつの村を焼いて、人も物も奪って、殺しつくして……。その上、死者を弄んでアンデッドにする魔族に、正義なんてない……!」

「ほぉ。ご高説痛み入る。だから俺の街を焼いたのか? だから父上と母上を、俺達を慕ってくれた領民を殺し、その身体を引き裂いて心臓を抉り出して売買したのか? その全てを棚に上げて正義を語るなど虫唾が走るッ!!」



 まったく、まったくまったくまったく、不愉快の極みだ。

 コイツの心臓も抉り出してさらし者に――。

 そう思っていると、今度は金髪の優男がズイと前にでてきた。



「オルク殿、まぁまぁ。御怒りはごもっともですが、私はこちらの捕虜の身元引受人となります故、どうかお鎮まりを」



 演技臭い笑顔に吐き気を覚え、怒りが霧散していく。

 どうもこのディーオチという男は好きになれん。



「……理由を聞いても?」

「まず、そこなるはガリア王国第三王姫マリア・ド・ガリア殿下にして我が婚約者です」



 するとマリアは「婚約は破棄したじゃない」と言うが、ガリヌスはそれを無視して彼女の戦略的な価値をつらつらと話し出した。

 やっぱりうるさい男だな。



「分かった、分かった。つまりそれの身柄が欲しいということだな?」

「まぁ、端的に申せば」

「よい、許す」



 するとこの場にいる誰もが俺の答えに目をむいて驚きを露わにいた。特にナイ殿も糸目を見開いている。

 まぁだよね。去年くらいの俺だったらきっと怒りのままに猿獣人の首を刎ねていただろうし。

 これはプルメリアの処方してくれたローダナムのおかげかな?



「よろしいので?」

「婚約者なのであろ? アーダムとエーヴァの故事にある通り夫婦を引き離すべきではない。例え、許し難い復讐相手であったとしても」



 まぁ殺したいのは山々だが、こいつの所業を思えば死刑など生温い。むしろ死んで許されるほどこいつの罪は軽くないのだ。

 なら、生き地獄をたっぷりと味わってもらおう。



「お前、オドルに気があるな? パーティー歴も長いし、リーベルタースでのお前らを見ていればわかるが」

「……だったら、なによ」

「いや、なに。残りの一生を意にそぐわぬ男に手込めにされるのだと思うと愉快でたまらんッ」



 するとマリアは俺が何をいっているのか分からないというように目を丸くして見返してきた。

 く、ふ、良い顔だ。



「そうだ、式にはアンデッドにしたオドルと共に参列してやろう。愛おしい彼にお前の花嫁姿をたっぷりと拝ませてやる。く、フハハ!! 子供もたくさん生むんだぞ。そのためにはディーオチ様に夜毎に可愛がってもらわねばな! く、フハハハハハッ!!」



 するとマリアは怒りに目を朱に染めて噛みつこうとしてくるが、その寸前で離れる。

 そして手をふるとガリヌスの指示で彼女を連れた騎士と共に去っていく。それと共にナイも法服の女を捕まえていた男に指示を出してこの場を辞させる。

 そうこうしていると副官のゴブリンが戻ってきた。



「攻撃命令の策定が完了いたしました。こちらを」



 差し出された命令書を一読し、手を差し出すゴブリンは即座にペンを差し出してくれた。

 その早さに満足しながら命令書にサインを記す。



「では達する。攻撃前進、敵の突出部隊を殲滅せよ」



 命令書を突き返しつつ、魔皇陛下より下賜された元帥杖をふるう。

 すると腐臭をまき散らす死者の軍勢が動き出した。


 ◇


 【勇者】ジャンヌを先頭に国民衛兵隊一万弱が突撃を開始する。

 それにオルク王国第二師団の予備兵力たる五千程度の兵が方陣を組んでそれに対抗した。

 彼らは特火兵の援護の下、駆け寄ってくるガリア王国軍に一斉射撃を敢行。陣が白煙に包まれる。

 それにガリア側も負けじと応射し、両陣営で濃密な弾丸が飛び交う。

 中には双方が発射した弾丸が空中で衝突し、火花を散らすほど激しい銃火が煌めいていた。

 そんな中、【勇者】は迫り来る弾丸をものともせずに戦野を駆けた。



(スキルのおかげで、見える!)



 【勇者】という並外れた身体強化(バブ)スキルによって自分めがけて飛んでくる弾丸を彼女はフィエルボワの剣で弾き飛ばす。

 そのすさまじい身体能力こそガリアの切り札たる【勇者】の所以だった。



「はあああッ!!」



 瞬く間に距離を詰めたジャンヌは躊躇いなく大隊で構成された方陣に切り込むや、後続の味方のために突撃路を切り開く。

 オーク達はこの少女に度肝を抜かれながらも応戦しようとするが、全く歯が立たない。



「なんだコイツは!? 化け物か!」

燧発銃(ゲベール)を使え!」

「バカ! 味方に当たったるだろ」



 オーク達は懸命に【勇者】を討ちとろうとするが、逆にオークの死体の山が出来るだけだ。

 その上、崩れた方陣など内臓が出ているも同然の状態のため、後続の国民衛兵隊に突入を許してしまい、すぐに食い破られてしまった。



「次はあっちです!! 続いて!!」



 ジャンヌは休むことなく剣を次の獲物に向けるや駆け出す。

 その後、彼女達は三個の方陣を突き崩す大戦果を叩き出すが、彼女たちが活躍する場の反対側――後方から大砲とは違う火柱が立ち上るのが彼女の視界に入った。



「あれは一体?」



 そう思っていると混戦の中、一騎が駆け寄ってきた。



「おぉ【勇者】殿! ここでしたか! 後方から上級アンデッドの軍団が!」

「っく、恐れていたことが……。シャルロット殿下は?」

「魔族の“鐘”と魔法を打ちあっています!」



 どこもかしこも地獄の様相を呈する戦場において、その一角では激しい爆炎や火柱が立ち上るところがあった。

 おそらくそこに彼女はいるのだろうが――。



「シャルロット殿下にアンデッドが現れたことを伝えて。私はその間、アンデッドの侵攻を食い止めます」

「しかし、【勇者】殿が戦列を離れては……」



 単騎で比類ない衝撃力と突破力を誇る【勇者】を欠けば練度の低い国民衛兵しか残らない。

 奴隷の首輪と【勇者】の身体強化(バフ)によって戦意を保つ彼らがあとどれだけ戦えるか。



「皆を信じます」

「分かりました。ではシャルロット殿下をお呼びしてきます」



 ジャンヌは周囲の味方に目配せすると、彼らは笑顔で「大丈夫」「行ってきてください」「我々は平気です」と返してくれた。

 そんな優しさにジャンヌも笑みを浮かべて応え、戦場を駆けだした。

 そんなジャンヌの転進などつゆ知らず、オルク支隊の死者達は生者に苛烈な攻撃を放っていた。



「――弾着よし。各隊、基準魔法陣と同一緒元、効力射ッ!!」



 第四四四法兵大隊を率いるエルフの命令に隷下のエルフや死者達が魔法杖を兼ねた燧発銃(ゲベール)を掲げ、火炎魔法の詠唱に入る。

 同時詠唱によるその強力な魔法は評定射で得たデータを元にピタリと国民衛兵隊を捉えた。

 爆音と、悲鳴。土塊と共に肉片が散乱する様はまさに地獄だ。

 そんな地獄に死を予言する胸甲騎兵(デュラハン)連隊が切り込む。

 巧みな馬術と共に、生前の高いステータスに裏打ちされた技量で次々と生者に凶刃を振るっていく。

 そうした惨状にジャンヌは駆けつけると、思わず言葉を失う。

 だがそんな心情などお構いなしに一騎のデュラハンが駆け寄ってきた。。



「このッ!!」



 頭上から振り下ろされた凶刃を彼女は巧みにいなし、素早くその馬体に一太刀を浴びせる。

 すると痛みに馬は竿立ちになり、騎乗者を振り落とした。



「はあああッ!!」



 常人ならば落馬の衝撃で身動きもとれないところへジャンヌは一撃を放つが、痛覚のない死体は即座に反応し、寝たまま彼女の渾身の一撃をサーベルで弾くや、手早く起きあがって剣を構え直す。



「……もしかして、【剣聖】!?」



 その所作一つ一つが、かつて手合わせをした【剣聖】エトワール・ド・ダルジアンのそれだった。

 もっともスキルでいえば【勇者】の方が身体能力を向上させるが、エトワールは才能に怠けず、たゆまぬ努力に裏打ちされた剣技によって【勇者】と拮抗する。



(前に模擬戦をした時よりも一撃が重いし、早い……!)



 常人であれば筋肉が負荷に耐えきれずに破壊されてしまうことを防ぐために痛みというリミッターがついている。

 だが痛覚がなく、物理的な攻撃に耐性を持つアンデッドであればそのリミッターを常に解放した状態といえよう。

 そのため常人では【剣聖】の剣筋を目で追う事さえ困難な一撃が【勇者】を襲う。

 それは異状に高ステータスと自身及び周囲への身体強化(バブ)を誇る勇者とて一瞬でも目を離せばその僅かな隙に首を刎ねられてしまうほど鋭さを誇っていた。

 そんな大一番の戦いの横を、胸甲騎兵(デュラハン)が駆け抜けていく。

 だが【剣聖】に掛かり切りの【勇者】はそれをみすみす見逃すことしかできなかった。


 ここに特級戦力に国防を頼るガリアの安全保障の限界が露呈した。

 彼らは自身の対処能力を上回る戦力の飽和攻撃にあまりに無力といえよう。

 それは即ち一人の英雄を求めたガリアが、徹底的な規格化と量産化がなされた国民軍という魔族の新式軍制(ドクトリン)に破れたということだ。


主人公が口にして良い言葉じゃないけど、とにかくヨシ!



それではご意見、ご感想をお待ちしております。

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― 新着の感想 ―
[一言] 戦場における寝取り寝取られは敗者の常
[良い点] ヨシ! どうやってガリアが負けていくのか楽しみです。 [一言] ここの主人公はもっと過激な事を言っても許されそう。
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