英雄の誕生
目を覚ますと目の前には白い天井が見えた
ガブ「目を覚ました!!」
ガブリエルさんの声を聞こえるとともに
近くから祭りみたいなのが聞こえる
ガブ「もー遅いですよ京香さん♪」
京香「こ、これは?」
ガブ「宴ですよ。う・た・げ!」
なるほど。だから祭みたいに見えるんだ
宴なんて初めてみるな・・・・
ジャンヌ「京香さん!起きたんですね!今回のことはありがとうございました」
ご丁寧にお礼を言ってくれるジャンヌさん
私は慌てて
京香「いやいや!私はこういう風に明るい感じが見たかっただけなんで!」
ジャンヌ「それだけのために尽くしてくれるだけありがたいです。」
ガブ「そんなことで命をおろそかにするなんて本当に君は勇者ですね」
勇者・・・・か、すごくいい響きだ
ジャンヌ「あなたがたは命の恩人。そして英雄です」
京香「なにいってるんですか。あなたも英雄ですよ」
私がそういう言葉をかけると
そんな・・・・と頬を赤く染めて照れた
とても可愛らしい
しばらく宴を楽しんでいると
『もうそろそろ次のステージに進むから準備してね』
そっか、次にいかなきゃいけないんだ
やれやれ死んで休めると思ったのに
なんでこんなこと・・・・
まぁ楽しいからいいんだけど
ジャンヌ「どこにいかれるんですか?」
京香「私たちは旅人の身。常に旅をしなくちゃ」
ジャンヌ「そうですか・・・・残念ですが、お見送りさせていただきます」
ガブ「それじゃいきますよ♪」
ジャンヌさんが手をふってるのを背中で感じてから
私たちはワープに入った
・・・・ここは?
『ここはオーストリア。メイン登場人物を探してね♪』
そんな要さんの言葉を聴いて
とりあえずオーストリア以外に、ここがどこなのか情報を探った
すると
「貴様ら!そこでなにをしている!」
いきなりの男性の声にビビる私達
ふりかえるとなにやら見たことある人がいた
「ここは私の別荘の庭だぞ?誰が勝手に入っていいと言った?」
この人・・・・まさか
京香「あ、あのーベートーヴェンさんでしょうか?」
「なんだ知ってるのか?確かに私はベートーヴェンだ」




